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横浜青葉ジャズソサエティ 活動日記ページ

Yokohama Aoba Jazz Society

ようこそ、横浜青葉ジャズソサエティの活動日記ページへお越し下さいました。

ささやかながら、練習風景などをお伝えいたします。2か月に1回程度は掲載したいと考えております。
メッセージ等はお手数ですが、メール(yokohama.aobajazz(at)gmail.com宛て)でお願いいたします。

Last Update:2023-12-10


2023-12-3(日)第7回定期演奏会レポート
 今年は明らかに異常気象と感じる。思い出せば夏の雑草の勢いは相当なもので、草刈りも大変だった。
12月3日なのに冬をほとんど感じない。穏やかな日の朝だった。
 青葉公会堂の利点の1つは、何といっても舞台横に大きな扉があり、そこから機材を搬入できることである。
自分とリズム隊の朝はいつも早い。車に機材を積んで搬入に備えるからである。
穏やかな朝の日差しを感じながら車の横で談笑する。朝からコルトレーンとウエザーリポートの話だから笑ってしまう。

 受付を終えて、まず看板の用意。
看板に貼る定期演奏会の大きな紙は、開催数字だけを毎回更新して、今回7回目。
はじめての定期演奏会の時に、約2万5千円くらいかけて作成した看板に貼る紙。毎回大事に剥がして再利用である。
白半透明の養生テープで貼り終えれば、「あがりまーす」の掛け声とともに、舞台上へあがっていく。
 看板を見て、4年ぶりに開催できるなあとしみじみ思う。
青葉公会堂は、音楽・演劇・講演等のみならず、青葉区民マラソンの時には控室代わりにも利用されるし、
コロナ禍の時は、ワクチン接種会場にもなった。そしてさらに、横浜市の公共施設の耐震化工事も行う必要があり、
利用できない期間が長くなったのである。
コロナ禍の期間においては、定期演奏会はあきらめていたので、それらが直接的な理由ではないものの、やはり
この4年間は長かった。
 4年ぶりに定期演奏会ができることが決まって踊り出したいほど本当に嬉しかったが、その嬉しさをメンバが
どれだけ理解してくれていたのかは正直わからない。
青葉区共催をうたう許可をもらうのは今回初めてではなかったが、青葉区民の皆さんにジャズを無料で楽しんでもらうという
純粋な開催目的だけでは許可されなかったのは初めてであり、申請書修正にも苦労したのであった。
不思議に青葉公会堂ではジャズ系の演奏がほとんど開催されていない。ジャズ系演奏が無料で聴けるだけでも価値はあると
思うのだが、それだけではだめであったのが今回の申請許可であった。
バンドは「地域密着型」をうたって継続してきた。地域に根を降ろして、何も大きなライブでなくとも、
地区センターの小さな庭や養護施設などでも、声をかけてもらえば何でもやりたかった。
一時期、青葉区の器楽部会に参加し、青葉音楽百景「青葉区民音楽祭」等に参加したことがあるが、器楽部会を
中心になって牽引する人間の地元開催の情熱には敬服し、自分が考える方向と同じだったので見習うことが多かった。
そんなこともあり、ジャズのメッカのライブハウスではなく青葉公会堂での開催である。

看板が上がれば、舞台上での様々な作業が行えるようになり、ローホリゾンライト、色付スポットライトの設置、
グランドピアノをピアノ庫から運び出し、ドラム機材、ベースアンプ、マイクスタンド、モニター用スピーカー等
舞台上が一気に賑やかになる。と同時に、受付机の設置、当日配布用パンフレットの用意なども行う。
今回は、フルビッグバンドではなくリトルビッグバンドなので、管楽器も全員オンマイクでのステージにした。
また、ピアノをほとんど真横に設置してピアニストの横顔がお客様に見えるよう、さらにハウリングを少しでも防止できるよう
左右の反響板を降ろさない構成にした。
予想はしていたものの、マイクテスト、音響バランスチェック等にはかなり時間がかかった。
もちろん、自分達だけではなくプロの手を借りたが、それでも、可能な限り生音に近いクリアで柔らかい音で気持ち良く鳴り、
さらに自分達の音が気持ち良くモニターから聞える環境を作り出すのは非常に困難なことなのである。妥協が必要である。
話は変わるが、時々、一流の演奏を聴きにいく場所、たとえばブルーノートや渋谷のBody&Soulなど、ほとんどの店ではピアノに
2本のコンデンサーマイクが入っているのを見ているので、どうしても2本のコンデンサーマイクを入れたかった。
今回、一番良かったのは、ピアノの音がきれいに収音されたのと、ハウリングがなかったことだと思う。

いつも苦労する1つとして、お客様が飽きないよう、演奏曲内容や曲順で色彩が変わるように考えることである。
音楽の趣味は各人で異なるので本当にむずかしいが、万華鏡を回転させて模様や色が変化できるようなステージを目指したかった。
今回は、華やかなヴォーカルが半分入るので、インスト曲のみのステージよりも楽しんでもらえると予想できたが、それだけではなく
1部ではオリジナル曲を小規模で入れるのと、2部ではコンボでのバラード歌唱を入れたりしてみたが、どうであったろうか。
2部のThat's Allの歌唱演奏はいい演奏だなあと、舞台袖の暗闇で聴いていて感じた。

話は変わるが、我々が1階のホールで演奏している時に、2階の大会議室では「STOP!心臓病」という横浜市主催の講演が開催されていた。
受付に、次回は同じ時間帯で開催されないようにして欲しいという要望が寄せられたのには、まいってしまった。
青葉区共催を名乗る許可を取っているとはいえ、我々は任意団体の演奏会であり、横浜市の主催行事に組み込まれているものでもない。
しかし、一般の人から見れば、両方とも青葉公会堂で開催されるもの、横浜市主催かどうかなど気にしないのが普通なのであろう。
両方に参加したいという気持ちを持ってもらったのは嬉しいことだから、今後、青葉区の地域振興課あたりで長い目で考えてもらうのが いいのではないかと思う。

我々は本当に集客力がない。これは各メンバの努力が完全に不足しているのは事実であるが、青葉区内でもなかなかちらしを置いてもらえる
ところも少ない。ほとんどの地区センターにはラックに置いてもらえるようお願いして回るが、果たしてどれだけの人が目に留めてくれるか
わからない。今年は町内会の仕事もしているので、町内会の掲示板にも貼りたい気持ちがとてもあったが、それは当然許されるわけもなく、
こういう時に、人脈は大事だなあとひしひし思うとともに、自分の人脈のなさを痛感するのである。

ひととおり、リハーサルを終えて、昼食休憩。
開場前の少しの時間で、リズム隊とヴォーカリストで、That's Allのリハーサル。
うん、ぐっとくる。思わず嬉しくなる。
開場時間。少しでもお客様の顔を見れるよう受付ホールへ。
時間いっぱいまで「ありがとうございます」と声を出して、同時に自分のアドレナリンも出すようにする。
ヴォーカリストの「ありがとうね」とご友人に声かけしているのを見て、いよいよ演奏会が始まるのを実感する。
撮影機材のスイッチを押してから、楽器を取りに。
開演ブザーまであと少し。上手な演奏よりも、悔いのない演奏ができますように。
それと、MCもうまくいきますように。いや、MCのあとのすぐの演奏がミスしませんように。


2023年12月3日 第7回定期演奏会(2023)第1部の演奏映像はこちら
2023年12月3日 第7回定期演奏会(2023)第2部の演奏映像はこちら

2023-11-05(日)横須賀トモダチジャズ2023レポート
京浜急行で汐入駅まで行き、横須賀芸術劇場を左手に見ながら横須賀ドブ板通りに入る。
そこは歩くだけで楽しくなる独特な横須賀ドブ板通りならではの商店街。

横須賀といえば〇〇、と〇〇に入る単語はいくつもあるけれど、まず1つ目がスカジャン。
横須賀トモダチジャズの実行委員会の方々は全員が横須賀トモダチジャズのプリントTシャツの上に
スカジャンを纏ういでたちで、なんともかっこいいのです。




今回のイベント広場には、ステージが築かれていて、その周りにはテントが立てられていました。
聞くところによれば、このステージは開催日前日に商店街の人達と一緒に朝早くから築いてくれたそうで
その労力に頭が下がります。
自分も町内会関係で盆踊り大会開催のために、朝早くから軽トラでテント、机、椅子を運び、
やぐらの周りにそれらを築くだけで、汗びっしょりでヘトヘトになるのを経験しているので、簡単に想像できます。


横須賀トモダチジャズは商店街の人達にも好意的に認知され、ジャズフェスが人を呼び、町が活性化する、
そんな協働的に運営されているのは、本当にすばらしいと感じます。
今回の11月5日ドブ板通りに出演しているバンドはジャズ以外にもAORやラテン関係等、バラエティ豊かで、
楽しんで聴いてもらえたのではないかと思います。







●●横須賀トモダチジャズライブ映像はこちらです。●●






演奏後、空腹に我慢ができずに、横須賀ネイビーバーガーまたは海軍カレーをほおばることに。
これがまたおいしい。!
空腹を満たして、また、ステージ鑑賞に戻り、楽しい1日となったのでした。



2023-10-22(日)けやき音楽祭2023ジャズイン府中レポート
まずは、府中駅に。
自分達の出番の前に、他バンドを聴くのもジャズフェスの楽しみの1つなのです。
今回は、「キャホホイ楽団」を聴くと決めていたので、演奏会場へ直行。
1曲目が、「おしゃれフリーク」で始まり、くうう~~、た、たまりません~。となってしまった。
実は、世代的にドストライクなのである。1960年代、70年代だけでなく80年代の曲も取り上げてくれているので
まさにドンピシャの青春時代の音楽なのです。

まさかの年末バンド解散がアナウンスされていたが、もったいないなあと思いつつ、バンドの継続は本当に大変なので
他人事とは思えず、解散ライブを開催するのであれば必ず聴きたいと思いつつ、自分達の会場の府中の森公園へ徒歩で移動。
府中は、大通りから1本中へ入れば、すぐに緑豊かな住宅街になるので、徒歩も気持ちいいのです。

会場の府中の森公園に到着すると、すぐ隣で、ドラムサークルが開催されています。
ドラムサークルとは、誰でも、用意した太鼓やうちわ太鼓を使って、リズムを楽しめるイベントで、
特に小さな子ども連れのファミリーには大人気のようで、見ていてとても微笑ましいのです。
府中ジャズは、実行委員会の人達の情熱が伝わってきて、パレードやドラムサークルなど、
誰でも参加できるイベントも用意されていて、府中の町全体がジャズフェスに染まって、人を呼び、町が活性化する
好循環が自然と生まれ出るような運営がされているのです。




府中の森公園は、約150台ある駐車場はすでに満車で、行楽日和にもってこいの気持ち良い公園。
そのど真ん中の野外ステージで演奏できるのは、ジャズフェスならではの醍醐味でしょう。



聴いてくれている人達の中から、もしかしたら、未来のジャズプレイヤーが生まれるかも。
そんなことも思いながらも、時々吹く強風に譜面台を倒されないよう、譜面台の足部分を必死に踏みながらも楽しく演奏しました。
しかし、1曲目に吹いた強風には、フロントのSAX3人の譜面のページがめくれて、さすがにびっくりしました。



●●府中ジャズのライブ映像はこちらです。●●

演奏後は、もちろん、実行委員長のお言葉通り、府中市内での打ち上げに。
ビールが身体全体にしみるのでした。








2023-10-04(水)【2つのジャズフェス セットリスト紹介】
今年は2つのジャズフェスに参加させて頂けることになりました。
言葉にならないくらい嬉しいとともに、落選したバンドの方々の気持ちは、落選を何回も経験したので
、 痛いほどわかるので、とにかく悔いが残らないよう元気に演奏したいと思っています。
それぞれのジャズフェスに来て頂ける方に、事前に、セットリストをお知らせしたいと思います。
今年は4年ぶりに定期演奏会も開催できることとなり、定期演奏会の曲からそれぞれ選曲をしました。
2つのジャズフェスはもちろんのこと、12月3日の定期演奏会(青葉公会堂)にも是非お越しください。
2つのジャズフェスも定期演奏会もすべて無料、予約等も必要ありませんのでお気軽にどうぞ。

●10/22(日)けやき音楽祭JAZZ IN 府中(13:00~13:40)府中の森公園(公園の真ん中あたりです)

(1)EXTENSIONS
 EXTENSIONSとは拡張機能という意味もあるけど、この曲では伸縮で自由自在というような意味が
 当てはまるような気がする。
 この曲は、BOB MEYERがリトルビックバンド用に作曲した曲で、テンポが4回も変化する。
しかも、リズムもBRIGHT SWING →STRAIGHT8→SAMBA→SWING→STRAIGHT8 BALLAD→SWINGと
変化する。そしてとどめは、途中に7/4拍子が待ち構えている。
具が豊富なモダンな曲だし、他ではほとんど演奏されていないだろうと選曲したが、
この1年、メンバ全員、特にリズムパートの3名は歯を食いしばってきた曲。
その曲を、府中ジャズのトップにもってくる果敢さがうちの魅力の1つかもしれません。

(2)IN THE MOMENT
この曲も1曲目と同じくBOB MEYER作曲。
 テンポはミディアムだが、曲全体がいわゆるスぺーシーな曲で、モダンである。
カウンターメロディが個人的には好きな曲である。
ソロのコード進行はM7+、SUS4、♭5&♭13、m9などと豊かで、なにくそ~と思わせてくれるコード。
挑んでは敗けて、挑んでは敗けて。でも絶対にあきらめたくはないのです。

(3)SALSA FUNDAMENTALS
「FUNDAMENTALS」という単語をGoogle翻訳してみると、「基礎」との回答。
なぬー、サルサの基礎という曲か。
「冗談じゃねえぜ、このリズムにどんだけ苦闘したと思ってんだ。うおお~。」
と叫んでも、ラテンの神様は、おまえたちはまだまだ駆け出しじゃのう と笑うばかり。
ビッグバンド好きなら誰もが知っているGordon Goodwinの作曲。
ヴォーカリストもパーカッションで参戦。
全員で戦います。

(4)JUST FRIENDS
(5)DON'T KNOW WHY
(6)NEARNESS OF YOU
(7)MASQUENADA
この4曲はヴォーカル曲になります。ノラ・ジョーンズの曲も含めてスタンダードの有名曲なので説明はしませんが、
リズムやテンポも含めて色彩の変化が存分にあるように選曲しました。
ジャズヴォーカルの魅力を、そして、スタンダード曲の魅力を、気持ち良く味わって頂けるような演奏を目指します。
天高い秋空に向かって歌います。

追伸:府中の町は緑豊かで、府中の森公園はとても気持ち良い公園です。
是非、ご家族連れでピクニック気分でお気軽にお越し下さい。(できれば帽子持参で)
メンバ一同、お待ちしております。

●11/5(日)横須賀トモダチジャズ(13:00~13:30)横須賀ドブ板通りイベント広場

(1)IMPRESSIONS
今年、ブルージャイアントという映画がヒットした。
その映画の中でも流れていた有名なモード曲で、ドラムフィーチャーの曲である。
昨年ドラマーは怪我をしたために、今年はスティックの握り方を変えて、長いソロに挑みます。
横須賀の空に、どぶ板通りに、ジャズのかっこよさが響けばいいなあと思います。
この曲で、人が集まってくれると嬉しいなあ。
コルトレーンもショーターももういないけど、ジャズは永遠だ。

(2)SALSA FUNDAMENTALS
「FUNDAMENTALS」という単語をGoogle翻訳してみると、「基礎」との回答。
なぬー、サルサの基礎という曲か
。 「冗談じゃねえぜ、このリズムにどんだけ苦闘したと思ってんだ。うおお~。」
と叫んでも、ラテンの神様は、おまえたちはまだまだ駆け出しじゃのう と笑うばかり。
ビッグバンド好きなら誰もが知っているGordon Goodwinの作曲。
ヴォーカリストもパーカッションで参戦。
全員で戦います。

(3)NO MORE BLUES
(4)NEARNESS OF YOU
(5)ORANGE COLORED SKY
(6)MASQUENADA
この4曲はヴォーカル曲になります。リズムやテンポも含めて色彩の変化が存分にあるように選曲しました。
スイング2曲でバラードをはさみます。
ジャズヴォーカルの魅力を、そして、スタンダード曲の魅力を、気持ち良く味わって頂けるような演奏を目指します。
天高い秋空に向かって歌います。

追伸:横須賀ドブ板通りは、いろいろなお店もあって、歩くだけで楽しくなるような通りです。
メンバ一同、お待ちしております。

2023-09-30(土)【番外編 実りの秋】
 風が秋。
 そう感じて、まだ四季があることに少しほっとしたりする。実りの秋である。
近所の田んぼで稲刈りが始まり、刈られた稲が天日干しされる光景を見ると秋を感じる。
 昨年から、町内会の仕事をしていることもあって、最寄りの神社の秋の礼大祭に参列する機会があった。
そのあとで、長老の方が語った中で「昔は、嵐が毎年同じ日に来ていたので、
その日は農作業をせずにみんなで神社に集まり、今年のお祭りはどうしようか話し合ったものだった。」
ということを聞いて、すごく感動したのだった。
そう、約50年前くらいには、地球の気候は毎年同じ日に嵐が来るような安定した気候であったことが
わかるのである。
 最近の温暖化により、もしかしたら、日本の四季のうち春と秋はそのうちなくなってしまうのではないかと
誰もが不安を感じる瞬間があるような気がする。
 まだ、今年はとても暑いながらも、赤とんぼが飛び、吹き抜ける風に秋を感じることができたのは、
なんとも嬉しい。
 秋は果実の実りはもちろんのこと、様々な芸術関係の成果を発表する場も開催され、まさしく実りの秋である。
我々もジャズフェスや定期演奏会に向けて、追い込みが始った。
定期演奏会は、約4年ぶりに開催することができる。とにかく元気な演奏をしたいと思う。

2023-08-19(土)【府中ジャズ バンド説明会】
府中ジャズ説明会が開催される週末の当日、この日は、朝5時半から町内会の草刈り作業を行い
汗くさいままではまずいので、シャワーを浴びてから府中へ出かけた。
相変わらずの猛暑で、電車をプラットホームで待っていると、めまいが起きている感覚がある。
府中ジャズの説明会は、昨年と同じくルミエール府中で開催され、事務局の方々の情熱が熱いのが伝わってくる。
実行委員長の挨拶の最後では、是非、打ち上げは府中市内で行ってくださいというユーモアには、
会場全体が笑いに包まれた。「はい、もちろんです。!」と声には出さないが、心の中で呼応した者は私だけではなかったろう。
今年の府中ジャズの応募数は400を超えたそうである。なので、倍率は3倍程度、落選したバンドのことを考えると
責任重大である。ジャズフェスに落選した時の悔しさと空虚感は何回も経験しているので、ひしひしと実感できる。
とにかく持てるものを全力でぶつけるしかない。責任を果たすにはそれしかないと思っている。
今年の府中ジャズでは恒例のパレードが復活するそうである。曲目は、府中ジャズのアドバイザーの谷口英治さんが作曲した
けやきストリートブルースと、聖者の行進(KEY=C)だそうである。
リードシートは、近日中に府中ジャズのHPでダウンロードできるようにするらしい。
洗足学園音楽大学の学生が中心になり、誰でも参加可能で、楽器は何でもいいらしい。リコーダやハーモニカでもいいし、
楽器がなければ手拍子でもいいとのこと。パレードの実績では300名程度になった実績もあるらしく、
とにかく、気軽に参加できるパレードである。
府中ジャズがすばらしいと思うのは、まずそのスローガンとコンセプトである。
うちのバンドも地域密着型と言っているが、見習いたいことだらけである。
スローガン=”緑のまち、音楽でつなごう笑顔の輪”
コンセプト=”地域社会との共存共栄”
このようなスローガンとコンセプトの元、パレードがあり、そしてドラムサークルもある。
ドラムサークルとは、インストラクターの方がリードして子どもたちが自由にたいこを叩けるようにするものであり、
最後はうちわだいこも含めて練り歩くものである。
我々が出場する「府中の森公園」では、今回は午前中に実施されるようである。とにかく、地域の人たちが気軽に参加できる
すばらしいイベントが演奏の合間に用意されているのである。
また、府中ジャズは、参加バンドの人たちが演奏会場を実際に確認できるよう、説明会後に会場責任者の方が
一緒に連れて行ってくれることになっている。
このような丁寧な対応は他のジャズフェスでは経験がない。すばらしいことである。
さらに説明会場には、音響を担当する業者の関係者も出席してくださり、質問すればアンプの型番やミキサーの接続チャンネル数まで
回答してくれるのである。
この日は猛暑であり、演奏会場見学は他バンドの方と同じく断念させて頂いたが、こんな猛暑の中でも準備されているのには
頭が下がる思いであった。
 説明会後は、少し遠まわりして、けやき並木を歩いて府中駅まで戻った。木々が高くてあたりは気持ちいい日陰のはずなのだが、
しかし、さすがにこの日は湿度も高く、日陰でも気持ちいいなあとは思えなかった。
 それでもけやき並木の幹の太さを見ると歴史を感じる。府中の森公園も大好きだが、けやきストリートでもぜひ演奏してみたいと思った。
けやき並木を歩きながら、バンドのみんなにはどのように説明会の様子を伝えようかなあと思いつつ、
なぜか、Fleetwood Macを無性に聞きたくなったのであった。もちろん、「噂」のアルバムの曲である。

2023-08-16(水)【番外編 ヴォーカルセッション】
番外編が続くこと、ご容赦下さい。
お盆の迎え火と送り火では、きゅうりの馬となすの牛が、うちの方では定番である。
ご先祖様は、早く帰って来たいので、来るときは馬(きゅうり)に乗り、
戻るときはゆっくり戻りたいので、牛(なす)に乗っていくのだそうである。
各地方で使う野菜も意味も異なるかもしれないが、うちの方ではこうである。
さてお盆の行事が終わり、相変わらず歌いたくて、横浜のヴォーカルセッションに行った。
真夏なのに、最近は必ずSpring Can Really Hang You Up The Most を歌っている。
いいなあ、いつか歌いたいなあと思っていた時から、少しは進歩して、課題は多いがとりあえず
人前で歌えるようになった。
不思議に、歌を歌っていると、生かされているなあと感謝の気持ちがふっと湧いたりしてくるようになった。
歌は自分の身体みずから音を出しているからかもしれない。
生きていることに感謝の気持ちを持つのは、なぜか楽器を演奏している時よりも歌っている時の方が
そう感じるのである。
歌っていると、生かされていてありがたいと思うのは、少なくとも歩いてきた人生の時間より、残りの人生の時間が短いから
のような気もする。気が付けば還暦になってしまった。
スタンダートは名曲ばかりで、知らない曲がたくさんありすぎて、ヴォーカルセッションで他の人が歌っている曲を知らない
ことが多いのだが、それでも、オリジナル曲を作ってはセッションに持っていって歌ったりしている。日本語でも歌っている。
自己満足の世界なのだが、うんうんと電子ピアノに向かった時間を考えると、やっぱり、セッションで歌ってみたい自分がいる。
ジャズは英語でないといけないのか?
この問いを他人に真摯にふつけたいと思う時があるが、どうしてもできない。
最近見かけたライブの案内で、矢野沙織さんがジャズは芯食っていればいいんじゃないの、芯食っていればなんでもありのようなことを
言っていた気がして、とにかく芯食った音楽をしたいと思う。
そういえば、最近のヴォーカルセッションで、ある方がボビーコードウェルの風のシルエットを歌ってくださり
自分にとってはドストライク直球で芯食っていました。芯の意味が違ってもそこはご愛嬌で。
感謝といえば、府中に続いて、横須賀ともだちジャズフェスに出場できることになった。初出場である。
今年は府中と横須賀と2つのジャズフェスに出場できることとなり、感謝しきれない。

2023-07-18(火)【番外編 環水平アーク】
 音楽と関係ない話題をお許しください。
7月18日に、写真2枚のような不思議な光景を見ることができた。
太陽の周りに虹の円があり、さらに、太陽から少し離れた下に、水平の虹が現れたのである。
生まれて始めて見たが、なんとも幻想的で不思議なものである。
調べてみると、「環水平アーク」と言うのだそうである。
めずらしい光景なので、バンドホームページの背景にしてみた。
 NHK広島放送局のひろしまWEB特集に「環水平アークと彩雲」という解説があったので興味ある方は見て下さい。
NHK広島放送局ひろしまWEB特集「環水平アークと彩雲」はこちら
簡単にいうと、虹は太陽と反対側にできるが、「環水平アーク」は太陽の下に現れ、
太陽の光が上空の薄い雲の中の氷の粒に屈折して虹色に見える現象であり、太陽の高度が高い
4月から9月の昼前後に見られるのだそうである。

解説中の最後に、「「環水平アーク」は初夏に多いので、まさに今の時期です。
見つけると、うれしくなり、いいことが起きそうな気がしますが、「環水平アーク」が出ると、
天気は下り坂になることが多いので、雨が近いかもしれません。」と書かれていた。
この猛暑なので、雨を待ち望んでいる人たちが多いと思うが、下り坂になる気配はない。

この前日に府中ジャズフェスに出場できることが決まり、とても喜んでいたところで、環水平アークが現れた。
虹のように七色に輝けるように、コツコツ練習するぞと自分に言い聞かせてみた。








2023-07-02(日)昼飲みの歓迎会
 もう梅雨が明けたと思えるような暑い中、この日はコロナ禍でずいぶん長い間見送っていた
福田さんと柳澤さんの歓迎会を開催した。
メンバの希望もあり、溝の口の某〇〇水産というお店で、昼飲み会となりました。
 溝の口は、某セッションでも来る馴染みの場所だけれど、
なんといっても東北大震災のあの日、10時間以上かけて歩いて帰宅した道中、腰がしびれて歩けなくなり、
改札の前で、1時間ほど座っていた場所である。
もしかしたら電車が動いてくれるかもと、淡い期待が浮かんでも泡のように消えた時間を思い出す。
あれから10年以上経過したんだと振り返りつつ、今日は楽しい歓迎会の時間を過ごします。

  昼時間のお店は空いているのではないかと思っていたら、とんでもない。多くの人でにぎわっている。
みんな、アルコールと海鮮料理で親交を深め合っているではありませんか。
いやー、にっぽんの素敵な風景です。

 久しぶりの飲み会なので、練習のこと、選曲のこと、それぞれのアイドルプレイヤーのこと、楽器のこと
バンドマンならではの話題のオンパレードから始まり、学生時代にもひとっ飛び、それから熱中症になったことも
話題は尽きませんね。
それにしても、いくつになってもくったくのない笑顔と、同じセリフを何回聞いても、聞いた回数分だけ何回も笑えてしまう
不思議で楽しい時間が過ぎていきます。
気が付けば4時間があっという間に過ぎ、メンバのほとんどは2次会の次のお店に消えていきました。

 このレポートを書いている時、何時まで2次会が盛り上がったのか知り得ていませんが、
翌日の月曜日、出社しても、「ただの置物」と化しているメンバが確実に数名いるような気がしてなりません。



2023-05-21(日)【番外編】ジャズとバラ
 5月中旬ごろになると、バラの花を目にすることが多くなる。
バラが一斉に開花する季節であり、駅の改札にはつばめが巣を作る季節でもある。
 我々が普段練習している美しが丘西地区センターも、バラの開花に合わせて、
庭を開放してくれていたので、バラの写真を数枚撮影した。
 そして、名前に思わず目を留めたこのバラ、品種名が「和音(わおん)」である。
調べてみると、京成バラ園芸が2004年に発表した品種で、海外持ち出し禁止のようである。
写真は黄色1色に見えてしまうが、本来は、真ん中が黄色、周りがクリーム色のバラである。
京成バラ園芸のHPでは、「花の中心に明かりを灯したような黄色が印象的な花をたくさん咲かせます。
楚々とした雰囲気で、さまざまな花や演出したい場所に調和し、「和音」を奏でるかのようです。
ぎふ国際ローズコンテスト銀賞及び世界バラ会連合特別賞受賞。」と紹介されていた。
 我々はなぜ、ジャズの魅力にはまったのだろうか?
その1つは、不完全協和和音だと思う。
調和していないようで調和している音どおしが、かっこいいと感じるのである。
たとえば、そう、CM7に対して#11のF#のように。ドミソシに対して、#ファ。
この#11は個人的に大好きな響きである。
和音のバラに対して色で表現したら、何色を重ねてみるか。?
補色の青もきれいだけれど、オレンジは?、いや、こげ茶がいいアクセントになるかもなどと、
音の重なりを色で想像してみるのもおもしろい。
、  HPの背景にあるバラは、昨年の5月の活動日記にも書いた「シンギン・ザ・ブルース」である。
バラの育種家の人たちは、音楽が好きな人たちが多いに違いない。

2023-04-29(土)【番外編】高校の同窓会名簿
音楽と関係ない話題をお許し下さい。
 最近、高校の同窓会から、名簿を作成する案内の手紙が届いた。
今の時代でも、冊子体の同窓会名簿を作成しようとする気持ちが、とても嬉しく思った。
クラスごとにページをめくっていく、あの紙触りの感触が想像できるのである。
名簿を作成する案内とともに、連絡先が不明な者の名前が書かれていたが、自分のクラス
が思いのほか多いのに驚いたとともに、漢字の名前を見た瞬間に高校時代の姿を思い出して、
なんとも懐かしく、また、それとなく切ない気持ちになったのだった。
高校時代は、誰にとっても多感な時だから、ちょっと気恥ずかしい思い出もあってなんとも言えないのである。
 日本人の名前には、意味がある。
親が託してくれた意味がある。
自分の名前の意味を改めて考えてみると、なんともこっ恥ずかしい。
しかし、名前に意味があるというのは、民族としては誇りにしていいことである。
 話を戻して、連絡先が不明というのは、高校時代は実家に住んでいるのがほとんどだと思うが、
その後、就職、結婚等、様々な理由で実家を離れ、また、実家の両親も亡くなる等、いろいろな理由が
想像できて、決して不思議ではないのだが、クラス全員の連絡先がわかったら嬉しいだろうなあと思う。
 名簿に記載されている名前を見る。
その瞬間に、高校時代の記憶がよみがえる。顔を思い出す。
そして、どこに住んでいるかだけでもわかればそれでいいと思う。
今の時代に、アナログの冊子体の同窓会名簿を作成しようとしてくれた母校の同窓会に感謝したい。
クラス全員の現在の消息がわかりますように。

2023-04-02(日)【ジャズヴォーカルとBLUE GIANT】 美しが丘西地区センター
 新しい年度になって、とても嬉しいことがあった。
待望のヴォーカリスト(柳澤さん(写真ど真ん中))が参加してくれたことである。
12月の定期演奏会はヴォーカルが入った華やかなステージが期待できてとても嬉しいのである。
柳澤さんの歌を聴きながら、やはり、ジャズヴォーカルはいいなあと思う。
演奏しながらノリノリになって、ヴォーカルが楽器の1つとしてノリを作ってくれるなあと感じたりもした。
 この日は事前にメンバ全員が揃うことがわかっていたので、集合写真を撮影した。
いくつになっても、くったくのない笑顔はいいものだなあと、HPに掲載するために写真データの
リサイズ作業をしながらしみじみ思ったりする。
(HPにも、いくつかパートごとの写真を追加してみました)
 バンドを東北大震災の翌年(2012年)に立ち上げてから、あっという間に12年目の春である。
今はリトルビッグバンド編成で、工夫しながら継続している。
今年は、ヴォーカル曲をこの編成用にアレンジして、演奏会でオンリーワンの物として演奏できたら
いいなあと夢見たりする。
 話はいきなりがらっと変わるが、複数の人からあれはいいよと言われて、「BLUE GIANT」の映画を見てきた。
アニメに没頭できるのかなあと半信半疑だったが、素直に感動したし、泣けたのである。
昨年、取り組んだインプレッションズの曲が流れているのは、思わず、嬉しかったりもした。
正直、あんな出会いがあったら、本当に素敵だろうなあと思う。これ以上はネタバレになるので書きません。
ジャズが好きで、アニメ映画が嫌いでなければお勧めします。
ちなみに、映画を見たあとグッズコーナーでおもわずCDを買ってしまった。
すでに持っているCDと曲がかなりだぶるが、映画の感動の勢いで買ってしまう、そういうこともたまにはいいよなあ~と、
納得できたりしてしまうのである。
ジャズヴォーカルと、BLUE GIANT で2023年度が始まります。今年もスリリングでわくわくする年でありますように。

2023-01-28(土)【番外編】YOUTUBEとの共存と格闘と
 YAJSの本番の演奏はなるべく録画をしてYOUTUBEにアップするようにしている。
これは、当方バンドがどんな風に演奏しているか、百聞は一見にしかずと、YOUTUBEを
見てもらえばわかってもらえるのではないかと期待するのと同時に、自分達の演奏を
いつでも手軽に振り返られるようにすること、そして著作権についてYOUTUBEが包括的な
対応をしてくれるという期待もある。
 自分達の演奏を世界に向けて発信するとすると、著作権上の公衆発信権をクリアしなければ
ならないので、ハードルがあまりにも高いのである。
 しかし、良いことばかりではない。
 昔は、YOUTUBEにアップした動画のうち、アクセス数が増えてくると自動的に広告が表示されるが
すぐにスキップできるようになっていた。
ところが、最近はすぐに広告がスキップできずに一定時間の間、広告を視聴しなければ
ならなくなってしまった。
 ここではっきり表明しておくが、YAJSの動画は一切広告収入を得るような設定はしていない。
にもかかわらず、最近は、広告を視聴しなければならなくなってしまった。
その理由はわからないが、きっと著作権などのからみや、そもそも、動画を保存しておくディスク
等のハードウェアの維持管理をこの先ずっと無料で継続するのは、不可能なのであろうと想像する。
 さらに、自分のような世代の人間には、もう無理と思うようなことも起こる。
すでにアップした動画について、MC部分をカットした方がいいなと思って、YOUTUBEのツールを
利用して動画の最初と最後のMC部分をカットしたことがある。
すると、ある動画(Night In Tunisia)は、映像と音声がずれてしまったのである。
さらに、別の動画(海の見える街)は、カラーだったものが白黒になってしまったのである。
どちらも、さすがにまいってしまった。
せっかく苦労してアップした動画がそうなると、気持ちが落ち込んでしまい、再度アップしようと
いう気力が完全に失われるのである。数年経過したが、まだ、何もできていない。
その後、YoutubeのツールがYOUTUBE STUDIO に変わってしまったので、ますますわからないのである。
最近、YOUTUBEのハンドル名を決めろというメールを受信した。
いったい、ハンドルとは何か?と考えていると、さらに追い打ちで、
「今後、コメント、コミュニティ投稿などで視聴者があなたをメンションするときにハンドルが使えます」
とある。
もう、こうなると文章の意味がわからないので、完全にギブアップである。
マンションはわかるが、メンションって何だ~。
その後、ほぼ自動的に@yokohamaaobajazz がハンドル名になったようだが、どう使うのかわからない。
ちなみに、YOUTUBEでこれをキーにして検索しても、YAJSの動画が表示されてこない。
さらにへこんでしまうのである。
 でも、いいこともたまにある。
 動画を見て、昔、トランペットを教えてくれた先輩がそちらのバンドで演奏されていることを知りました。
連絡先をぜひ教えて下さいというような連絡をもらったりすることもある。
 YOUTUBEがきっかけで、うん十年ぶりの出会いが実現することもあるのである。
 さらに、メンバ募集をする時には、うちはこんな感じです、良かったらいかがですかと言葉で表現するより
100倍の効果があるかもしれないのである。
 ただし、実演奏の空気を震わせるダイナミックさは、映像では絶対に伝わらない。これは残念であるが。
 自分の世代は、社会人になった頃はまだインターネットは知らなかった。
携帯電話もなかったし、社会人になってから、むきだしのイエローケーブルが壁に張られるようになって
インターネットを知り、まず読んだのが東金高校の先生が書かれたネチケットガイドラインの世代である。
 今は、たとえば横浜市は、小学校にPCが100%配備されている時代である。
 電車に乗れば、みんなスマホを見ていて、本を読んでいる人はまれになってしまった。
ああ、電車の網棚にぶ厚い漫画本が置かれている時代が懐かしい。自分は昭和人なのだなあ。
そういえば、切手も昭和の時代だけそこそこ集めて、それからは見向きもしなくなってしまった。

2022-12-18(日)2022クリスマスコンサート 美しが丘西地区センター
いよいよ、今年のラストライブのクリスマスコンサートです。
今回は、音気楽工房NEWゴスペルコーラスの皆さんと一緒に、
1部・2部の演奏を分け合い、我々はジャズ演奏、ゴスペルコーラスは
クリスマスソングを含む様々な歌を演奏という形をとりました。
来場者の方の年代は子供からお年寄りまで幅広いので、どんな世代でも
楽しんでもらえるよう色彩豊かにしたかったのです。
The Christmas Song の中のTo kids from one to ninety-two という
フレーズが浮かびますね。
それから音気楽工房NEWゴスペルコーラスには、以前うちのバンドで
歌ってくれていた女性がいますし、地域の方にもっと知ってもらって
いい上質なレベルだと思っていたこともあります。
そして、いつのまにか恒例になった小さなお菓子のプレゼントもプログラムと一緒に100個用意して。

YAJSメンバも思い思いに、クリスマスを満喫です。
トランペットのベル部分の電球がくるくると光ったり、
頭の上に小さなクリスマスツリーがあったり、
手作りのコサージュを身にまとったり、
クリスマスは不思議に楽しい雰囲気にしてくれます。
我々は、10月の府中ジャズのプログラムをそのまま、
さらに質を高めて演奏したいと意気込みましたが、
なかなか音楽は難しいものです。
屋内だからといって、音の響きやお互いの音の聴きやすさなど、
一概に簡単とはいきません。
でも、やはりなんといっても「練習は裏切らない」、
練習は本当に大切ですね。


音気楽工房NEWゴスペルコーラスの演奏は、オンリーワンのアレンジがされていて
かっこいいのです。The Blessing Of Abraham と、This is Meは、とてもいい感じでした。
「Glee」というTV番組を大好きで見ていて、ヴォーカルをやってみたいと思った人は自分も含めて
たくさんいたと思いますが、今回の来場者の方の中にもきっといたはずかと思います。

気が付けば今年もあっという間に過ぎ去り、自分にとっては、50代最後のライブがあっという間に
駆け足で終わってしまいました。もう少しじっくり音楽に、楽曲に丁寧に向き合えばよかったと思う時、
過去に対する反省を、これからの未来の時間を大切に楽しむという目標に自分なりに変えないとなりません。
 25日に大好きなFMラジオ番組「山下達郎サンデーソングブック」を聴きながら、山下達郎さんはもう70代なのか
と驚きつつ、時間の早さを感じずにはいられませんでした。

2022-12-11(日)美しが丘西地区センター
 この日は、12月18日のクリスマスコンサート本番前の最終練習日でした。
 現メンバが全員集まることができて、全曲を確認しながら演奏しました。
 今回は、第2部の音気楽工房NEWゴスペルコーラスの皆さんがクリスマスソングを歌ってくれるので
我々は、今年の集大成の意味で府中ジャズと同じ演奏曲を音響が良い屋内環境で演奏します。
 今日の最終練習では、細かい点も再確認し合って、ここは1拍目裏からのはずだけれど
合っていないのでは?と、指摘があったり、メンバのみんながリラックスしながら点検です。
各メンバが気が付いたことを言いながら、チームとして作り上げていく、そんな時間を楽しんだ気もします。
 うちのバンドは基本的に1年単位で曲を全曲入れ替えて、1年かけて新曲に取り組み、定期演奏会で
集大成の成果を発表してというサイクルですが、今年はクリスマスが集大成の時でしょう。
 ところで、皆さんはHave Yourself A Merry Little Christmasという曲を聴いたことがありますか?
クリスマス曲としては良く歌われる曲ですが、実は歌詞が2回書き直されているそうです。
映画『若草の頃(Meet Me in St. Louis)』(1944(昭和19年)で挿入歌として歌われたのが
オリジナル。1900年初頭(明治30年中頃)の、古き良き時代のアメリカ、セントルイスを舞台に、
中流家庭の人間模様を描いた作品。物語の後半に、慣れ親しんだセント・ルイスを
離れなければならないと告げられた子供たちが、悲しみを隠しきれずにいる展開になります。
そしてその中、「引っ越してしまったら、来年サンタさんはどうやって私たちを見つけるの?」
と心配し泣き出す幼い末娘・トゥーティを、姉・エスター(ジュディ・ガーランド)が諭すように歌い出す
のがこの「Have Yourself A Merry Little Christmas」です。
もともとの歌詞は、第二次大戦で戦う兵士たちへの想いを込めて書かれたようですが、幼子トゥーティに対して
歌うのは重すぎるので、もっと明るい歌詞にしたいとジョディ・ガーランドが申し出て書き直されたのが1回目。
そして、その後、フランク・シナトラが1957(昭和32)年に、自らのアルバム「A Jolly Christmas」に
収録する際に「A Jolly Christmas(愉快なクリスマス)」に合うよう、さらに修正を依頼したようです。
簡単にいえば、「ささやかなクリスマスをお祝いしよう、そうすれば苦しみも遠くに手放せるよ」と
明るい気持ちになるように修正されていった曲です。
この曲のように、ささやかなクリスマスをお祝いしよう、そうすれば今年はあまりぱっとしなかったなあ
と思っても、来年はきっと楽しいことが待っています。
そんなライブにしたいなあと思ったりしました。
ご来場下さる皆様には小さな小さなプレゼントも準備しています。
お時間あれば、是非、美しが丘西地区センターへお越し下さいませ。

2022-10-23(日)「ジャズin府中」本番当日
 待ちに待った府中ジャズ当日。
天が高くて、広い広い青い空。気持ち良い秋晴れの日で嬉しくなります。
ジャズフェスの楽しみは演奏するだけでなく、他バンドの演奏を聴きながらジャズフェスの
熱い雰囲気を味わうのも醍醐味です。
 事前に自分たちの集合時間に遅れない時間帯で演奏しているバンドの中から、全曲オリジナルを
演奏して、府中ジャズ推薦バンドの空間工房というバンドの演奏を聴きました。
全曲オリジナルだけあって、バンドとしてのまとまりや息が合う演奏は素晴らしく、こういう感じを
目指したいと改めて思ったりしたのでした。
全員が最初から最後まで譜面を全く必要としない演奏は、やはりかっこいいです。
MCを聞いていたら、今日の朝に1時間ほどスタジオに入ってきたとか。さすがです。
 元気をもらったので、東府中駅まで電車を乗らずに府中駅から会場の府中の森公園までは徒歩で。
歩いてみると、そんなに遠くない距離です。
行楽日和ということもあり、府中の森公園の駐車場はすでに満車の状態で、多くの家族連れでにぎわっていました。
 我々の出番は14時からでしたが、その前の13時からはドラムサークルという誰でも参加できる太鼓を
たたいて楽しむイベントがありました。このイベントを楽しみに来ている家族連れの方もいたようで、
子供達が楽しそうに事務局の方が用意した太鼓やうちわだいこをたたいています。
 府中ジャズがすばらしいのは、こういうイベントを場所や時間帯を考慮して設定している点です。
そして、インストラクターの方が上手に誘導してくれています。最後は、太鼓やうちわだいこを
叩きながら、公園内をみんなで練り歩いて、そう、即席鼓笛隊のようで、思わず微笑んでしまう
楽しい光景でした。府中ジャズの魅力はこんなところにもあります。
 そして、いよいよ我々の出番。
 事前に用意していた音合わせ用楽曲Song for My Father で、1人1人ソロを演奏しながら
マイクチェックをしたりします。
 野外ライブではみんなの音を良く聴くように集中力を高めないとなりませんが、
観客の皆さんが近くで聴いてくれている嬉しさもあり、緊張しながらもジャズフェスの
野外ライブならではの独特な雰囲気に包まれるのは、やはり気持ち良いものです。
 実は、今回のライブ直前にドラマーが左手を業務で大きく負傷したため、
このライブでは右手と両足だけで叩いてくれました。
リズムはきっちり刻んでくれていたので、観客の皆さんは最初はわからなかったと
思います。
 最後の演奏曲であるImpressionsでは、ドラムフィーチャー曲でもあるので、
ドラムに長いソロがあります。それもあって、演奏前にMCで右手1本で叩いてくれて
いることに触れてから演奏を開始しました。
いつも通りの半分の手数になっても仕方ないからです。
 そして長いドラムソロが始まると、観客の皆さんが力強い拍手をして下さいました。
本当に嬉しかったです。演奏録音を改めて聞き直しても、この場面は嬉しくてなんとも言えない気持ちになります。
やっぱり、ジャズフェスの野外ライブはいいなあ。府中ジャズ、万歳。!
 今回の府中ジャズは15回目の記念すべき回で
、府中ジャズホームページの事務局コメントに
よると開催15回のうち、一番来客数が多かったようです。
コロナ禍で2年開催できなかった後の開催やすばらしい
秋晴れに恵まれたこともあるでしょうが、
しかし長年の努力の積み重ねの歴史があるからに他ならない
でしょう。
 ホームページで事前に公開されていたWEBガイドブックでは
場所ごと、時間帯ごと、ジャンルやバンド紹介など
丁寧なガイドブックになっていて、かつ、当日はフルカラーの
冊子体が配布されていました。この冊子は記念に持ち帰りました。
大事な思い出の1冊になるでしょう。
 演奏後、そのまま帰宅するはずはありません。
東府中駅近くの居酒屋さんに。ドラマーはもちろんドクターストップだからその場にいませんでしたが
右手1本で叩いてくれた勇気に感謝しつつ、ビールジョッキが次々と空になっていきました。
 ああ、生きているなあと実感したのでした。

2022-10-08(土)【番外編】「ジャズin府中」演奏曲目のご紹介
セットリストの当日配布はないので、簡単ですがこのページで紹介させて頂きます。
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(1) AIREGIN
ソニーロリンズ作曲の有名な曲です。逆から読むとナイジェリアです。
リズムパートが一番苦労した曲です。それを最初の曲に持ってくるこの勇気。
ラテンとスイングの交互で、かっこいい楽曲です。
聴いて下さる皆さんにとっても演奏する我々にもスリリングな曲になります。
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(2) PENT UP HOUSE
これもソニーロリンズ作曲の有名な曲です。1曲目に続いてテンポがそこそこあり、
これもスリリングな曲です。
オープンソロスペースが多くあるので、ソロ演奏者が多くチェンジするのも色彩変化して
良いと思っています。
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(3) ARTSCAPE
3曲目からは、BOB MEYER作曲の曲が3曲続きます。
1、2曲目と変わって、ミディアムテンポのモダンな曲です。
シンプルなテーマが気持ち良い曲です。
実は、コード進行がめまぐるしく変化して、ソロ演奏は大変です。
この曲が持っているおおらかなモダンな開放感みたいなものを感じて頂ければ嬉しいです。
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(4) BACK TO THERE
マーベルのドラマが好きなせいなのか、この曲をはじめて聴いた時、火星を想像しました。
戻ってくるTHEREとはいったいどこなのか? なぜか地球のように感じたのです。
私のふるさとは地球なんだよ と火星上で言う、そんな時が来るかもしれません。
府中の森公園から火星に行けるかな。独特な雰囲気を楽しんでもらえたらと思います。
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(5) CHLOE'S DELIGHT
かわいい「クロエという名の少女の笑顔」とタイトルを独自に解釈しました。
そんなイメージ通りの3拍子のかわいい雰囲気を持った素敵な楽曲です。
管楽器のアカペラアンサンブルから入り、途中のバックグランドのカウンターメロディも
とてもメロディアスな曲です。
どんな時に、クロエは笑顔を見せてくれるのかな。個人的には大好きな曲です。
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(6)IMPRESSIONS
これぞジャズというモードの名曲をラストに持ってきました。
ジョン・コルトレーン作曲です。
テンポも速く、エキサイティングな曲です。
マイルス・デイビスが世に送り出してくれたモード曲の雰囲気はジャズらしい独特感があります。
府中ジャズには音源審査があるのですが、実はこの曲でエントリーしました。
後半のドラムソロは聴きごたえあります。
この曲を聴いて未来のドラマーが生まれてくれたらいいなあ。
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お時間あれば、是非、府中ジャズにお越し下さいませ。

2022-08-06(土)【番外編】「ジャズin府中」説明会&演奏会場の下見
この日、ルミエール府中において「ジャズin府中」の説明会が開催された。
実行委員会の方のスピーチを聞いて、ジャズフェスを通して地域活性化に貢献する情熱が
伝わってきた。
この説明会には、各会場において音響を担当される民間会社の担当者の皆さんが出席
されているのは、すごいと思った。
これは実行委員会の方々の情熱があるからこそ成し得ていると感じた。
また、補助金が半分に満たない分、Tシャツの売り上げや、賛助金などでまかなっている
いわば、手作りの大規模イベントであることにも改めて感動した。

説明会後には、実際の演奏会場の下見に会場担当者(Nさん)の方が案内をしてくださった。
これもすごいと感じた。スクリーンに写真が映し出されておしまいということが
他ではほとんどだったので、とても嬉しかった。
我々の演奏会場は、「府中の森公園(売店前)」という会場で「府中の森公園」のほぼど真ん中である。
府中の森公園はとても気持ちの良い公園である。そして広い。サッカー場やテニスコートなどの
運動施設もあるが、ちょうど我々の会場の前は「おおきな広場」の言葉どおり、芝生の広場に
なっていて、持参したシートを広げればちょっとしたピクニックができる。そしてすぐ近くには
子供が遊べる遊具がある広場もある。また、後ろには売店もあり、たこ焼きなども食べられる。
是非、家族連れでお弁当食べながら、のーんびり府中ジャズを楽しんでもらうのもいいのではないか
と思う。本当に気持ちの良い公園である。

演奏会場はすこぶる気に入っている。
府中の森公園が好きなこともあるが、観客席が芝生の広場ということもあって、昔の読売ランドイーストを
超マイクロにしたような感じにも思えるのである。
我々以外にも、個性豊かな3バンドが出場予定である。
府中ジャズのメイン会場のけやき通りからは少し離れているが、公園でまったりしながら、
府中ジャズの演奏を楽しんでもらえたらと思います。


2022-06-19(日)美しが丘西地区センター
この日、TPの2人が揃ってフリューゲルを持参してくれたので、
記念に写真を撮ってみた。

今年も昨年に続いてBOB MEYER のモダンな楽曲を練習しているが、
フリューゲルの音色のテーマがおいしいなあと思ったりする。
フリューゲルのやわらかい音は魅力的である。

フリューゲルはTPと同じ難易度かと勝手に思っていたが、
管が太くなってマウスピースも大きくなり、
意外とTPよりむずかしい部分があるそうで。
そんなことを感じさせずに演奏してくれる2人です。

聴いていて気持ちいいので、思わず、I Remeber Cllifordをリクエスト。
泣けるね。

2022-05-22(日)美しが丘西地区センター
この日、音楽室の雰囲気ががらっと変わった。
グランドピアノが入ったのである。
以前から聞いてはいたが、すっかり忘れていた。
何でも、どなたかの寄贈らしい。自分は全く知らなかったが、
知る人ぞ知る国産DIAPASONというメーカー名のピアノ。
そして地区センターご近所の伊藤ピアノ工房さんが調律してくれたらしい。
やっぱり、音の広がりと深さが違うね~と、ドラマー中山さんの言。


ピアノ安達さん、タッチに慣れるのに苦労していましたが、やっぱりグランドの音ですね。
DIAPASONピアノは、日本のピアノを世界水準に高めた
“日本ピアノ界の至宝”大橋幡岩さんが41歳のときに設計したピアノらしい。
総一本張り方式の張弦方式の設計だそうです。




それじゃ、グランドの音を味合うために、トリオ演奏から。
Someday My Price Will Come の3拍子から、本日の練習が始まりました。いざ。








2022-05-21【番外編】ブルースを歌うバラ
現在のHPの背景にしているのは、数年前に写真に収めた'SINGIN' THE BLUES というバラである。
横浜のイングリッシュローズガーデンに植えられていたものである。
とにかく、名前に惚れた。一目惚れである。
もし、あなたが、バラの育種家だと仮定して、ブルースを歌うバラと命名しますか。?
正直、ハートをわしづかみにされた感じである。
調べてみると、フェルゼン伯爵という品種らしい。
ちなみに、知る人ぞ知る京成バラ園芸(株)のHPには、下記の説明文があります。
出典:https://www.keiseirose.co.jp/company/versailles/lineup/fersen.php
「気品ある紫の花色と、中輪系には珍しい強香品種で、シトラスとバーベナを思わせる力強いさわやかな香りがあり
見る人を魅惑する甘美なバラです。開くにつれ花弁は波打ってきます。
一茎に5輪ほどの房咲きで花立ちが良い品種で、庭植えだけでなく鉢植えでも楽しめます。」

この'SINGIN' THE BLUES を世に出したアメリカの方は、ブルースが好きに違いない。
もしかすると、ゴスペルを馴染みの教会で歌っているかもしれない。
ジャムセッションに出かければ必ずやブルースの曲を1回は演奏する機会に遭遇するかと思う。
自己紹介を兼ねて最初にみんなで演奏するか、じゃあ最後は、みんなでFのブルースでしめましょう。などと
声がかかる光景は常かもしれない。
しかし、このブルース、甘く見てはならない。そもそも日本人にこのブルース感覚は身についていないと
思うのは自分だけではないはずと思う。
正直、ブルースでかっこいいと思うソロを演奏する人は、そうそう存在しないと感じてしまうのである。

山下洋輔さんがジャズ武芸帳エッセイコレクションという本の中で、ブルーノート研究を書いているが
これを読んだ時は、すごい、さすがと感動した。
ブルーノートとはいったい何かという問いについての研究であるが、この本を読むまで真摯に探究した本を
正直知らなかったのである。
ブルーノートの元は、泣きながら歌ったからと言われていることから、過去の歌唱の音源データを探索するなど
その情熱はすごいものがある。
ブルーノートは、下降音階で使うのが使いやすいと覚えたのは、山下洋輔さんと、稲盛康利さんが書いた本で
覚えた気がする。

さて、'SINGIN' THE BLUESという名のバラに何を託しただろうか。
力強いさわやかな香りに、ブルースの哀愁を感じずにはいられなかったのだろうか。
もしかしたら、泣きながら歌うことによりクオーター音程が下がったブルーノートの雰囲気を感じたのかもしれない。

2022-04-17【番外編】11年目の春
ここ数日、花冷えの日と言ってもいいかもしれない。
今年は冬が例年になく寒かったせいか、花が一斉に開花していて、不思議に花付きもいい。
梅と桃がほぼ同時に咲いたし、ほとんど時間差なく、桜、ハナカイドウ、つつじ、モッコウバラ、はなみずきが
次々と開花している。こんな年はここ10年ではめずらしい気がする。

 日本の春は卒業や入学があって、出会いと別れの季節だけれど、YAJSも3月下旬に発足したので、
この花冷えの季節になると、バンドを立ち上げた頃を懐かしく思い出すとともに、バンドのHPのドメインや
プロバイダ契約の更新時期でもあるので、その手続きをしながら、また1年経過したなあと感慨深く思ったりする。
 HPの挨拶文でも記載しているが、YAJSは東北大震災の翌年の3月下旬に立ち上げたので、あっという間に11年目に入った。
10年目は節目の年なので、手の込んだ定期演奏会を開催したいなんて思っていたけれど、パンデミックで吹っ飛んでしまった。
最近は、リトルビッグバンド形式で活動しているが、フルビッグバンドに比して決して悪いことばかりではなく、
小回りもきくし、1人1人のソロ演奏力を高めるための練習も可能であり、やりがいや楽しさは負けていないと思っている。
 今年は、AIREGINなどを取り上げている。楽しめればいいなあ。

HPの一番下の方に、「Youtubeからひとつまみ」として5曲ほど紹介しているが、その上に、
「今月のおすすめインターネットラジオ」も追加してみたので、興味あれば、クリックしてみて下さい。
なお、各放送局のページに飛んだ後は、「Listen」などのボタンをクリックしてみて下さい。

2022-01-15【番外編】インターネットラジオ
最近、アンプが故障したので、うん十年ぶりに買い替えたのだが、
なにせ、うん十年間、オーディオ技術の進歩と無縁な生活だったので、セレクターのダイヤルボタンに
「ネットワーク」という文字があることに本当に驚いた。しかも端子に光ファイバーが接続できる。
なんでも、ネットワークオーディオプレイヤーを接続する端子ということで、
最新の技術に追いつこうと、インターネットを検索して自分なりに調べて、某中古店で、安い機器を手に入れた。
そして、いいなあと夢中になりつつあるのは、インターネットラジオである。
とにかく多くの世界中のラジオ局が聴ける。ジャンルも様々である。
最近はイヤホンやヘッドホンなども高性能のものがあるから、なにもオーディオ機器でなく、PCでも聴けるのだが
音量を上げられなくとも、オーディオ機器につなげているスピーカーで聴くのが楽しかったりする。

しかし、なぜ、いままでインターネットラジオに興味を持たなかったのか、ある意味、悔しかったりする。
もっと早く、知っていればなあと思ったりするのである。
ジャズのジャンルだけでも、膨大な局が存在する。
なかでも「COOL JAZZ FLORIDA」と、「JAZZ 93.5FM」(コロラド スプリングスの放送局)は、自分の好みのストライクゾーン
に入る曲を多く流してくれるので好きである。
もし、まだ、インターネットラジオをほとんど聴いていない方は、是非、パソコンで「COOL JAZZ FLORIDA」や「JAZZ 93.5FM」を
一度探して聴いてみて下さい。
自分が驚いたのは、とにかく世界中に膨大なラジオ局があることで、たとえば、オランダの放送局に、
「THE GREAT AMERICAN SONGBOOK」という局があるが、その名の通り、AMERICAN SONGを流してくれていて、
これもストライクゾーンである。
そしてさらに驚いたのは、DISCO音楽をメインに流している局もあれば、60年代、70年代のものを流している局もある。
また、アメリカには、大学が流している局もかなりある。EAST WASINGTON UNIVERSITY などは1つの例である。
世界は広いし、すごい。

ラジオを聴いていると、聴いたことがない曲が流れて、新しい窓が開くように、世界が広がる。
ラジオで聴いて気に入った曲のアルバムCDを中古店で探すのも、楽しかったりする。
その昔、エアチェックと言って、FMラジオで流れた曲をカセットテープに録音した日々を思い出す。
そして、自分の好みの曲ばかりを集めたオリジナルテープを作成したりしたのは、自分の年代の人ならば、
みんなやっていたことだろう。
アンプのセレクターの「TAPE」がなくなり、「ネットワーク」になった。
アナログからデジタルへ。
SNSなど、ついていけないと思っていても、インターネットラジオは嬉しい。
デジタルの恩恵か、ネットワークが張りめぐされたおかげか。
海底ケーブルが日本からアメリカにつながっていることを想像すると、ありがたいことである。
今日も寝る前のひとときに、さて、どこの国の局を聴いてみようかなと思う。
そう、ネットワークオーディオプレイヤーがなくとも、スマホがあればそれで聴けます。
あっという間に、気持ち良いリスニング空間になるかもしれませんよ。

2021-12-05(日)美しが丘西地区センター

この日は、今年の最終練習になりました。
Night in Tunisiaを黒本から取り上げ、皆でソロを回したり、今年ライブで演奏した曲を通したり。
リラックスして演奏しているせいか、ノリがいいなあと感じたのは自分だけではないはず。
本当なら、定期演奏会の日なんだけれど、今は我慢です。
いつもお世話になっている地区センターの壁にリースが飾られていたので、写真を1枚撮影させて頂きました。
クリスマスツリーももちろんいいけれど、なぜか、リースに惹かれます。
もうすぐクリスマスです。
雪が静かに降って、White Chirstmas になるかもしれませんね。



2021-10-31(日)VEST POCKET JAZZ IN AUTUMN 2021 ライブ当日

センター南駅前のスキップ広場でのライブ。
朝からの会場設営準備時に、濃い灰色一色の空を見上げるたびに天気予報が気になります。
この日は3バンドが12:30から1時間づつ演奏する予定でしたが、
公開リハーサル中に雨が降り始め、あいにく、雨の中の屋外ライブとなりました。
我々はトップバッターの演奏でしたが、演奏開始が早まるも、1曲目から雨の中でした。
しかし、雨の中、傘をさしながら聴いて下さる人達がいて下さり、
不思議に勇気をもらった気がして、最大限に集中力を発揮していた自分達がいました。
もちろん、ミスはいくつもありましたが、自分の音と、周りのメンバの音を
バランス良く聴くことに集中することを自覚できたのは雨のせいかもしれません。
後で振り返れば、妙に興奮していたような気もします。
最後の曲、Impressionsのドラムソロの時に、スネアをたたくたびに水しぶきが跳ね、
ドラマー中山さんのメガネにも水しぶきがかかる様子を見ながら、
忘れられないライブになったと感じました。

雨の中、ずっと聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
そして開催に尽力してくれたつづきジャズ協会と関係者の皆さんに感謝です。
総合司会の方は、写真のとおりピアノの安達さんにずっと傘をさして下さり。
帰宅後、体力がほとんど残っておらず、冷えた体をお風呂で温めビールを飲んだら
そのまま夢の中へ。
映像記録は、画像が雨でにじんでいる、音割れしている、電池切れなのか
途中までしか記録されていない等により断念。別の音声レコーダはこれから確認です。



2021-09-25(土)アートフォーラムあざみ野 ライブ2021当日

無事に2021ライブを開催することができました。
世の中の状況を考慮して積極的な広報にどうしても踏み切れず、お客様の人数は正直多くなかったけれど、
ライブハウスみたいな雰囲気で、アットホームに楽しいライブを開催できたと思っています。
現在、我々はリトルビッグバンド編成なので、リトルビッグバンド用にアレンジされた
独特な雰囲気の曲を織り交ぜながら一部7曲を演奏しました。
ライブから離れていたし、練習不足も否めないので、いつもよりミスが多かった気もするけれど、
それも含めて自分達の実力なので、これを糧に次に進みたいと思います。
2部のVocalキャロル山崎さんとギター鈴木美民さんのDUOは、すばらしい演奏でした。
ファンが増えたのは確実です。
我々が一緒に共演した4曲のアレンジは、コンマスがコツコツしてくれました。この場を借りて感謝です。

話題は急に変わりますが、自力本願と他力本願という2つの言葉についてです。
バンドを2012年の震災の翌年に発足してから横浜JAZZプロムナードには連続5回出場できました。
しかしその後、現在まで応募時は落選が続き、いかに他力本願が空しいことか痛感したのです。
たとえどんなに小さくとも、自力でライブ会場を探し、計画を立て、コツコツと練習して、バンドの財力と
相談しつつゲストを呼んでライブできることは、幸せなんだなあと感じることが、定期演奏会を開催するように
なってからできるようになりました。
我々は、アマチュアだし、少なくとも地域密着型バンドとして、地元の人達にジャズを楽しんでもらえればと
思っているので、「無料開催」には、これからもこだわるつもりです。

いつもライブ会場にはマイクケーブルやマイクスタンドやマイクヘッド、DI機器、場合によっては小型のPA装置や
スピーカまで持ち込みます。
理由は単純です。横浜市の公共施設は、十分な設備が用意されていないからです。
今回も、ブームのマイクスタンドは1つしかないし、マイクは音楽用というには物足りないことがわかっていた
ので、機材を持ち込みました。
しかし、ホールに設備されているPA装置の本体を使う限り、バランスは限界があって、コンマスが努力してくれたけれど、
バランスは本当に難しいのでした。

ライブが終了後、機材を持ち帰り、コロナ禍になる前は、例えばマイクケーブルは濡らした雑巾で拭いて片付ければOK
だったけれど、今は、消毒のためにまず次亜塩素酸などを使って1回吹いて、その後、水拭きしてと2回の行程をする
ようになり、時間とお金もかかることになりました。
そしてふと冷静に考えた時、コロナ禍が終息後、果たして、消毒をせずに水拭きだけでケーブルや機材を片付けられるように
精神的に戻れるだろうかと思ってしまったのです。
本当の意味でのコロナ禍の終息とは、コロナ禍以前の人の生活における精神的な安心を取戻さなければ、違った時代に突入
してしまうんだろうと、今さらながら痛感したのでした。


2021-09-05(日)美しが丘西地区センター



最近、とても嬉しいことがあり、待望のBSAX福田さんがメンバとして加わってくれました。
いろいろな楽器を演奏する多彩(あえてこういう漢字を)な人です。

9月25日までのライブまで残り少ない練習を全員で演奏しました。
今日は、全員揃ったので、ライブ前に記念撮影をしてみました。
コンマスのVocalアレンジ曲も少しづつ完成しつつあります。

そうそう、今日はドラムス中山さんが気合い十分のソロを演奏しました。
今回のライブの選曲ではドラムスにも、ソロスペースがあります。
スポットライト当てちゃう?と楽しい会話で盛り上がりました。

COVID-19に負けずに、リトルビッグバンドとして楽しくまじめにアンサンブルしています。


【番外編(2021-08-10)】
感染者数の増加のニュースが気になる中、アートフォーラムあざみ野の技術説明会に参加してきました。
レクチャールームは、立派な小ホールなので、音響・照明機材として、それなりのものが設備として
付帯されており、ライブ当日、専門業者の方についてもらうわけではないので、自分たちで基本的操作
ができるよう、アートフォーラムあざみ野が定期的に行うもの。
これは利用者にとってはありがたいものです。
説明を聞いていて、嬉しくなったのは、換気機能。15分ですべての空気が入れ替わるようになっている
そうです。途中の休憩時には入り口2か所の扉を開放する予定にしているけれど、それをしなくとも
入れ替わるのは、こんな時だからひときわ嬉しいです。
そして、舞台に一番近い席1列は、撤去してもらうことにしました。最前列に座る人はほとんどいないだろうけれど
安心感が増すので。
一方、残念なのは、ブーム型のマイクスタンドが1本しかないことと、DI接続を考えると、マイク接続端子
を使わざるを得ないこと。
ぜいたくは言えないので、ブーム型のマイクスタンドなどは、手持ちのものを持ち込んで対応することにします。
今は、本当に小さくていいから、ライブができることを祈ります。

2021-07-18(日)美しが丘西地区センター
9月25日(土)ライブの演奏曲も前回決めたので、追い込みに入ります。
ゲストヴォーカルの方との共演曲も数曲に決め、今日は臨時に、メンバに歌ってもらいました。
いきなりジャズヴォーカルのカラオケをやってと言われて、さぞかし困ったことかと思います。
この場を借りて、ごめんね。
でも、なんかいい感じなんだよね。ヴォーカル。声もいいし、やっぱり音感がいいんだね。
隠されていた魅力発見です。
感染状況は落ち着かないし、そんな中でオリ・パラも始まるけれど、我々は、今は、9月25日のライブが
できることを祈りつつ、地道に練習するのみです。
継続は力なり、改めて実感した日でした。

2021-06-20(日)美しが丘西地区センター
細々と練習は継続していますが、気が付けば昨年10月30日以降、活動状況報告を更新していませんでした。
突然ですが、9月25日(土)にあざみ野アートフォーラムのレクチャールームの予約が取れたので、ライブを
予定します。
やはり、感染状況の中でも、小さな目標があって、みんなで取り組むのが何より大事だと思っていたので
抽選申し込みを継続していましたが、ずっと当選せず、どうしたものかなと思っていた時に、たまたま
予約できたのでした。きっと誰かがキャンセルしたのでしょう。
レクチャールームは定員が190名程度の小ホールで、感染対策のために1席づつ空けると半数の95名程度で
我々のライブのキャパシティとしては、ちょうど良い感じかなと思います。
今後の感染状況により、中止の可能性があることも否定できないですが、昨年から取り組んできた曲を中心に
リトルビッグバンドのフォーメーションで臨みます。
ゲストはまだ調整中ですが、1部は自分達の演奏、2部はゲストプロバンドでヴォーカルを交えた演奏ができたら
いいなと思っています。

2020-10-30(金)番外編
たまたま、横浜のハンマーヘッド(横浜新港埠頭)に行き、海側に一番近いところに行ったら、
偶然にも、海洋技術学校の練習帆船が出航するところだった。
ハンマーヘッドから、ある程度の距離を、船首と船尾をタグボード2隻にけん引された後
タグボードが離れてから、汽笛を鳴らした。練習帆船の出航である。
すると、集まっていた人達が、一斉に、手を振り出した。
手をまっすぐに伸ばし、遠くから自分の姿が一番大きく見えるように、本当にこれ以上ないくらい真っすぐに伸ばして。
そして、ゆっくり振る。まるで、メトロロームの針が約64くらいのバラードテンポで動いているように。
それまで気が付かなかったのだが、練習帆船に乗って出航する方のご家族の方々だった。
数か月に渡る航行の無事を祈って、大きくゆっくり手を振る。
その姿のなんと美しいことかと、とても感動した。
老眼なので、残念ながら、練習帆船上で手を振る方々の姿は見えなかったが、連れはかすかに見えたらしい。
10月下旬の昨日とは一転して、寒い北風が吹いている日であった。
しかし、そんな寒さはこれっぽっちも感じさせない、美しい家族の見送りの姿だった。
海洋技術学校の練習帆船の航行の無事をお祈りします。
この日から、バラードテンポでメトロロームを鳴らすと、思い出します。

2020-09 番外編
横浜ジャズプロムナードもかわさきジャズも落選でした。
倍率からいって、当選するのはかなり難しいと想像していたものの、落選通知を受け取るとへこみますね。
でも、気持ち入れ替えて、ソロも研究しつつ、アンサンブルを楽しみます。

2020-08-02(日)美しが丘西地区センター

この日は、主にリトルビッグバンド用アレンジ曲を練習しながら、
ジャズフェスにエントリー用の集合写真を撮りました。



「はっちゃけてね」の号令により、思い思いの笑顔やポーズ。

そうそう、夜に光る靴を履いて来たメンバがいて、注目を浴びていましたっけ。誰でしょう。

COVID-19に負けずに、楽しくまじめにアンサンブルしています。






2020-07-19(日)
今日から、いつもの地区センターを利用できることになった。
地区センターは再開していたが、音楽演奏には利用制限があったからである。
地区センターの感染予防対策は徹底していた。
特にピアニストに対する手指消毒、マスク着用はもちろんのこと、
鍵盤用のクリーナーまで利用時に渡された。
気をつかうことが多いが、状況を鑑みれば協力すべきことであり、制約があっても練習できることは
嬉しいことである。

今年の定期演奏会は中止することとした。
残念ではあるが、最近の第2波の状況も鑑み、決断した。
自分達の演奏会が感染拡大の原因になってはならないし、そもそも、今年は練習不足であるし、
集客も全く期待できないであろう。
定期演奏会という目標はなくなったけれど、アンサンブルを楽しみながら、各個人のソロ演奏力向上のための
工夫もしながら、練習を続けていきます。

2020-06-27(土)
6/7から練習を再開したが、6/21の練習も依然として地区センターの音楽室は利用できない。
このため財政的には厳しくなるが、民間スタジオを利用して練習した。
幸い、フルビッグバンドの人数ではないので、密にならずに座席が配置できる。
また、重い機材を車で運搬する必要がなくなり、練習後、近くの商店街の飲食店で、
軽く一杯。ビールのなんと美味しいことだろうか。
メンバ通しで、いろいろな話をするのも、楽しいひとときである。
3~5月が全く練習できていないので、人と合わせて、周りの音をよく聞くことができていない。
なんかヘタになったなあと思うけれど、でも、やっぱり人と合わせて演奏できる喜びは
大きいものである。
今年はライブは無理かもしれない、さらにフルビッグバンドにこだわり続けるのも無理かもしれない
と、不安がのしかかるけれど、いい機会ととらえていろいろなことをじっくり考えてみたい。
リトルビッグバンドで活動を本格的にすることを前向きに考えようと思う。

2020-03-07(土)(番外編2)2020年の楽曲
2020年になってから、ずっと活動日記をさぼっていたので、そろそろ書かなければと思ったら
地区センターからの休館のお知らせを留守録に頂き、びっくりしました。
横浜市では、3/2~3/15まで、地区センターやコミュニティハウス、公会堂などの閉館を決めたようです。
もうすぐ春、寒がり屋もむくむくと起き出して活動始める時に、残念ですが仕方ありません。
今日は出かけようとしていたジャムセッションも中止が決まってしまいました。

さて、2020年もYAJSはパットメセニーの楽曲2曲と、ボブ・フローレンスの楽曲2曲を中心に、
その他、モードやラテン曲も入れながら楽しもうと練習しています。
パットメセニーの2曲のうち、まず、The Gathering Skyという大曲。10分超えます。
途中、ドラムソロ後、スローな風景になるところ、これは皆既日食の表現だと思ったのは自分だけで
みんな夜明けと感じたようで、自分は変なのかと思ったり。
しかし、この曲、みんなでうんうん言いながらアンサンブルするのは楽しいものです。
ボブ・フローレンスの方は、Bebop CharieとWest Lakeで、2曲ともアレンジが秀逸だと思います。
West Lakeは、たしかに湖面のきらめきや波のゆらぎが想像されて、独特の雰囲気です。
世の中が大変だけれど、可能な範囲で地道に演奏を楽しんで行きたいです。
トランペット、トロンボーンメンバ大募集中です。!
楽しく練習しているので、ビッグバンドに興味あれば、是非、一度、気軽に見学に来て欲しいです。

2020-03-07(土)(番外編1)ジャズヴォーカルは英語でなければいけないのか?
ジャズは西洋で生まれた音楽、だから英語で歌うのが当然、アクセントの位置も違うし。
と言われるかもしれない。
しかしである、母国語は日本語だから日本語で歌えたら、自由度が増すし、何よりも、歌詞に気持ちが
込められるんじゃないのか。とずっと思ったりもしてきたのも事実である。
話はがらっと飛びますが、1990年代、横浜線の中山駅近くにレフトホースというお店があり、
月1回ジャムセッションをやっていたので、よくおじゃまさせてもらっていた。
そして、今思えばかなり恥ずかしくもあるが、オリジナル曲を作ってはジャムセッションに譜面を
持って行ったりしていた。
当時、作ったバラード曲に数年前に日本語で歌詞を付けたが、ジャズだから英語歌詞も欲しいと思ったが
もちろん自分では到底無理で数年が経過した。
最近、思い切って、プロの翻訳家にお願いしたいと思い、できればピアノなど楽器が演奏できて
コードが理解できる方がいいと思い、頭の中で探索したら、スタジオA♭のOさんが浮かんできた。
メロディの形と日本語歌詞から英語歌詞を生むのをお願いして、納品された歌詞を見て感動した。
日本語のここは、こういう方に訳すのかと、すごいと思った。なぜなら、音楽を演奏する人ならではの歌心
がないとこういう歌詞にはならないんじゃないかと思ったからである。
もちろん、歌いやすいように、メロディに沿った詞にしてもらっているのである。
この場をお借りして御礼を申し上げたいのと、もし、自分が日本語で作詞した楽曲に英語歌詞を付けたいと
思った人がいるなら、相談してみて欲しいなあと思います。
これ以降、この自作バラード、日本語で練習したり、英語で練習したり、1番は英語で歌って2番は日本語で
歌ったり、へへ、すごいだろと思ったりしながら歌っています。

2019-12-08(SUN)第6回定期演奏会_青葉公会堂

第6回定期演奏会が無事に開催できました。
パットメセニーの大曲2曲も、事故なく、気持ち良く走れました。
写真は「YOU」の1コマ。フィーチャーの秦さん、堂々としていました。ナイスです。
この1年、最大のメンバ不足となり、正直、定演は無理かなと、かなり消極的になった時もありました。
でも開催できて本当に良かった。
9月のお月見ジャズコンサートでパットメセニーを聴いたからと言って、今回来て下さった方がいました。
終演後、聴きに来てくれた学生時代の友人と話していた時に、別の方が握手を求めてくれました。
来年も来ますと一言言って下さいました。
本当に嬉しかったです。どうもありがとうございました。
来て下さった皆さん、Look for the Silver Liningは、いやでも覚えてくださったかもですね。
だってね、ゲストヴォーカル呼ばないのに、ヴォーカルのサプライズですからね。
誰が歌ったかは、来て下さった方のみ知るヒミツです。

2019-12-01(SUN)東山田中学校コミュニティハウス

【定演前の最終練習】
今日12月1日は、第6回定期演奏会直前の最終練習でした。
写真は、練習途中の休憩時のひとこま。
集中した後の、ホッとひと息の時間です。あれっ、奥の方にボンゴも見えます。

第6回定期演奏会はインスト曲だけのプログラムになっております。
パットメセニーの大曲2曲(YouとA Place in the World)を念入りに練習しました。
もちろん、全曲、通しての練習でした。
パットメセニーの曲以外にも、マイルスがいて、ナットアダレイがいて、
セロニアスモンクもいてくれます。
そうそう、ボブ・ミンツァーもいるし、ディジー・ガレスピーも。
そして忘れてはいけない、サド・ジョーンズもいてくれます。
スタンダート曲を中心に、いろいろな曲を集めました。
あっという間の1年の練習だった気もするし、バンド発足以来、最大のメンバ不足だったので
なんとか定期演奏会まで必死に辿り着いたなあという思いもあります。
自分が楽しむために音楽を演奏しているけれど、定期演奏会は来てくださった方々も楽しい気持ちで
家路について頂けるよう、元気に精一杯演奏したいです。

2019-10-20(SUN)美しが丘西地区センター

【ドラマーの武器(家族の愛)】
当バンドのドラマーは過酷である。
なぜなら、練習場所として公共施設を利用しているため、楽器を自分で持参しなければなりませぬ。
エレベータがあるとしても、毎回の運搬はかなりの負担です。
ドラマーには武器が必要なんです。ほぼ1回で楽器を運搬できる武器が。
みなさん、ご覧あれ。ドラマー中山さんの新兵器を。
コストコ生まれの頼もしい新兵器。頑丈なうえに、折りたためます。!
なんでも、頑張ってねと、ご家族からのプレゼントらしい。
やっぱり素晴らしいのは、家族の応援、家族の愛。これに勝るものはありません。







【番外編】JAZZ VOCALの魅力
時々、無性に歌を歌いたくなって、相変わらずのヘタクソなのにヴォーカルセッションに行ってしまう。
横浜に自分にとって心地よい場所があるのも、弾みになっているかもしれない。
自分でも本当に不思議に思う瞬間があるが、止められない。
今月、どうしてもトライしてみたい曲は、Autumn in New York という歌。
ニューヨークの秋の情感というか、空気というか、そういうものを見事に表現していると感動したのである。
そして、詩がいいなと思う。
たとえば、Glittering crowds and shimmering clouds in canyons of steel
They’re making me feel I’m home という文節。
訳が適切でないかもしれないのはご容赦のほどを。
鉄の峡谷で、きらめく群衆と光輝く雲を見ると故郷へ帰ってきたと思う。
canyons of steelとは、タイムズスクエアか5番街か、ウォール街か。?
きらめく群衆と光輝く雲は、crowds と clouds で韻がふまれている。

もう20年以上前になるが、晩秋(初冬といってもいいかもしれない)にニューヨークに行ったことがある。
想像していた華やかさよりも、どこか都会の空虚さを感じた気がするが、
実は今でも思い出すのがセントラルパークの紅葉ではなく、黒いゴミ袋を1枚だけまとったホームレスの女性が
体を震わせながら空き缶をかざしている、その前の通りを多くの人が何事もないように歩いていく光景であった。
これを見た時はものすごい衝撃だったので、今でも思い出すのだろう。
今思えば、せめて着ていたセーターを差し出すくらい、どうしてできなかったのかと思う。

なぜ、ジャズヴォーカルにはまるのか。
正直よくわからない。歌に感動する理由の1つは、人間という生物が発する音に感動するのかもしれないし、
歌っている人の人としての何かを感じるかもしれないし、詩を通して様々なことを想像できるからかもしれないし。
楽器演奏はもちろん難しいが、それ以上に歌は難しいと思う時がある。
技術的な面として、歌う歌の調性(すなわち、何の音がドにあたるのか)の階段を意識することと
そして、体調にこの感覚が左右されることもたくさんの理由のうちの1つである。

下記のYoutubeの映像は、2007年のJAVA JAZZ FESにおける伊藤君子さんのパフォーマンス。
もちろん、歌はすばらしいが、後半に観客の人達が一緒に歌う光景が、ほのぼのしてとてもいいな思う。
これも歌の魅力かと。
https://www.youtube.com/watch?v=PgxMf5AJWPY

2019-10-14(SUN)美しが丘西地区センター

写真は、最近加入してくれたドラマー中山さんを真ん中にしてのリズムパート3人です。
いやー、この曲大変だと言いながらも、楽しんでくれています。
今日は、定期演奏会のサポートとして参加して頂ける、TPのMさん、TBのTさん、そして元メンバ金原さんに
参加して頂いてのアンサンブルでした。
ああ、最近味わうことができていなかったビッグバンドならではの音の厚み、ダイナミクス、これだよ、これ。
と思いながら、楽しい練習になりました。
パットメセニーの大曲の、A PLACE IN THE WORLDと、YOUも、細かいところを気にできるようになりつつ。
いよいよ、12月8日定期演奏会に向けての追い込みモードに入った感があります。
練習は裏切らない、大好きな言葉です。今のこの瞬間をまじめに楽しみたいなあと思いつつ、帰路に。
ごめんなさい、またまた練習風景の写真を撮影している余裕がなく。
気が付けばホームページの右下隅のyoutubeからひとつまみも、2か月以上更新しておらず。
今回、VOCALばかり集めてみました。一番上は、日本人VOCALを代表する伊藤君子さんの映像です。
ホームページ更新しながらメールを確認したら、美しが丘西地区センターからの音楽室予約の落選通知。
定演前のとてもとても大事な日の練習が落選とは。練習場所の確保にも右往左往している状況だけれど、
下を向かず、代替場所を探さないとなりません。青葉区は本当にビッグバンドが練習できる場所がないです。

2019-09-28(SAT)東山田中学校コミュニティハウス

この日は今年の初ライブ、2019お月見JAZZコンサートでした。
空は曇っていて月は見えなかったけれど、予想より多くのお客様が来て下さり、嬉しい1日でした。
このお月見ライブの前に、ドラマーとして中山さんが加入してくれて、ドラムレスにならずに済みました。
やっぱり、ビッグバンドはドラムがいてくれてこそと痛感したのでした。
写真は東山田中学校コミュニティハウス館長さんとスタッフの皆さん、そしてスタッフの人が活けてくれた
大きな花瓶、お月見だからすすきをいれてくれています。
こういう手作り感が地域密着型でやっている我々には、とても心地よいです。
今回のライブで発見された課題を少しづつ克服しつつ、12月の定期演奏会へ向かって練習していきます。











2019-08-10 バンドを続けるということ(その2)
 2011年の東北大震災の当日、東京都心の職場から青葉区内の自宅まで歩いて帰宅した。
とにかく246号線にまず出て、ひたすら横浜市方面へ下ればと考えたはずである。
永田町のホテルニューオオタニ近辺を歩いたはずなのだが、職場から青山までの行程の記憶が全くない。
どうしても思い出せないのである。

記憶は青山当たりで入ったコンビニからである。すでにコンビニの中にはおにぎりなどの食料品はなく、
水はまだ買えたのを憶えている。
自動販売機は、こんな災害非常時は無料で飲み物が飲めるようになると聞いていた気がするが、
相変わらず有料であった。
 246号線をひたすら横浜市青葉区まで歩かなければいけないなあと考えながら歩いていたら、
自転車屋さんに、人だかりができているのが見えた。こんな時にも自転車は買えるのか?、
もし買えたら、楽だなあと思うと同時に、自転車を買えるだけの現金を持ってはおらず、果たして
こんな時にクレジットカードで買えるのだろうかと思いながら、人だかりを横に見つつ、買えるまで
じっと辛抱する忍耐力もないから、早々に列に並ぶ気は失せたのをぼんやり思い出せる。
 すでに、この時には、歩道には大勢の人達が歩いており、自分のテンポより遅めのテンポで歩かざるを
得なかった。いったいどこに、こんな人が大勢いたのかと思うくらい、次から次へと人が歩道に
あふれてくるのであった。

 表参道を過ぎて、渋谷クロスタワー(旧:東邦生命ビル)の横の坂を下りている時に、前方の
歩道橋の上に、大勢の人が動けずにいる光景を見て、将棋倒しになって死亡事故が起きても不思議ではない
ととっさに恐怖を感じ、歩道橋を避けて、少し遠回りで歩いた。
 池尻大橋あたりを歩いている時、246号線の車道の車は全く動いておらず、もちろん公共の路線バスも
動けない大渋滞であった。それでもバスの中はあふれんばかりの超満員、乗車口のステップにまで人が立って
いるような状態であった。動かないバスにどうして乗車するのだろうと、疲れた頭で不思議に思った。
 たしかこのあたりである。トイレをお貸しします と道行く人に声をかけてくれている奇特な方がいた。
(奇特:優れて立派なという意味です。昨今、意味を間違えて使う人がいるので)
 トイレは都会を歩いている時には、とても重要な問題である。田舎であれば、原っぱなどで
なんとか人目を避けて用を足せる可能性があるが、都会ではそうはいかない。
幸い、コンビニがなんとか営業してくれているので、なんとかなったというところだろう。

 三軒茶屋まで来て、昭和女子大学でトイレを借り、少し休憩をした。
再び歩き出したが、もうこの時あたりで、思考能力は乏しく、機械的に足を動かすだけだった気がする。
歩道もあふれるばかりの人で徒歩の速度は遅々とし、車道の自動車は相変わらず全く動かない状態であった。
用賀と二子玉川園の間くらいのスーパーがまだ営業しており、水を買い、トイレを借りた。
 環状8号線と246号線の交差点から二子玉川園方面に坂を下りて行き、駅前の玉川高島屋の前まで来たら、
1階を休憩場所として開放し、水などの飲料水を無料で配布しているのを見た。
こういう非常時に、高級デパートが人道支援的にスペースを開放しているのを見て、すばらしいと感じたのを
憶えている。すでにこのあたりで、足は棒のようになっていた。

 当時は、徒歩でどのくらいの距離かを意識せず、朝まで歩けばなんとか自宅までたどり着けるだろうと
思っていた。そして、やはり、家族や自宅が心配であり、まずは徒歩で帰宅しなければと思った。
ちなみに、電車の直線距離で約27kmであり、この時点でだいたい半分程度の距離のはずであり、
すでに足は痛くなるばかりであった。
溝の口まで来た時、腰が抜けた感があった。もう歩けないと感じた。
駅前で、約1時間くらい地面に座り込んでしまった。夜中だけれど、もしかしたら、田園都市線が動きだす
かもしれないという期待を持ったが、そんな簡単に線路などの点検確認が完了するわけもない。

 1時間くらい座り込んだ後、覚悟して、再び246号線の下りを青葉区方面へ歩いていくだけであった。
さらに徒歩のペースは落ちていた。
鷺沼あたりまで来た時に、三軒茶屋付近を歩いていた時に比べれば、確実に歩いている人数が少し減ったのを
感じたのを憶えている。しかし、風景は全く記憶していない。道端の樹木がどういう姿だったかなど、
1つくらい憶えていてもいいのにと思うが、全く憶えていない。
自宅にようやく到着できたのが深夜の3時頃、11時間弱程度の徒歩であった。
実は、この時、テナーサックスを持っての徒歩行程であった。
たまたま持ってきていたのだった。持ち帰らないと、再び手にすることができないかもと思ったのである。
幸い、ドイツ製の軽いパックケースだったので、持っていても歩けるだろうと判断したのであった。
今思い返すと、果たして冷静な判断ではなかったような気もするが、その時はどうしても置いていけなったのである。

 震災後は、どの企業もそうであったように、灯火管制のように、蛍光灯は半分以上を消灯し電力消費を
節約することとなる。薄暗い中で、日本はどうなるのか、もう音楽はできないのかなどと考えた気がする。
YAJSは、この翌年の2012年に立ち上げた。40才台ぎりぎりであった。
 この震災で人生観が変化したというか、バンドを立ち上げることについて背中を押されたと言ってもいいと思う。
「今を生きる」、「生きているうちに好きなことを一生懸命にやろう」などと考えた。
地元でビッグバンドをやりたいとは常々考えていたものの、準備を周到にしないといけない、まだ早すぎる
などど考えていたが、事前に譜面を買い集める準備などそこそこに、50才になる前に動かないといけないと思う
ようになり、メンバ募集を開始し、メンバ募集ちらしを置いてくれるように、近隣の楽器店を回ることを始めた。
「今を精一杯生きる」、そんな思いがバンドを立ち上げることに少なからずつながった気がする。
そして50才になって、フルートも習い始めたのであった。

2019-06-30 【活動報告】バンドを続けるということ(その1)
YAJSは2012年、東北大震災の翌年に立ち上げたが、いつの頃からか慢性的メンバ不足になった。
そして、今までの中で最大のメンバ不足となり、現状人数が10名になってしまった。
社会人であれば、実に様々なことが人生の歩みの中で起こることは当然であり、転勤を含む仕事の都合、
家族の介護、子育てとの葛藤など、退団に至る理由は本当に様々である。
そもそも音楽が好きで、ジャズが好きで、ビッグバンドにあこがれていたとしても
人生の中で、いつの時でもバンド参加と両立できるとは限らないのが当たり前である。
そして、バンドにとっては容赦なしに、待ったなしのタイミングで起こるものである。

バンドを立ち上げた時に、メンバがなかなか集まらないのは覚悟していたが、まだ10年も経過しない時に
メンバが10名までに減少するとは思っていなかった。というより想像するのを最大限避けていたと言った
方がいいのかもしれない。
ここでバンドをあきらめるわけにはいかない。
ここで簡単にあきらめるぐらいなら、苦労してビッグバンドを立ち上げた意味がなくなってしまう。
なぜ、ビッグバンドで演奏しているかといえば、まず、音楽をやっている者の誰もが根幹に感じているであろうこと
「人生を豊かにしてくれる」からだと思う。そして、音楽の様々なジャンルの中で、ジャズがかっこいいと思い、
わくわくするのである。もちろん、コンボにも興味があるが、たとえばビッグバンドでSAXの5人がSoliでうなるような
演奏ができた時は身が震えるし、Tuttiで全員の音がまとまってffになった瞬間などは、そう、やみつきになる。
これらは練習を重ねて、メンバ同士が息を合わせてこその結果であり、その音作りが楽しいものである。

横浜市青葉区には、JAZZのビッグバンドは、知る限り、今も我々だけである。
今年青葉区政25周年の記念の年であるが、26年前は緑区と港北区の2区だけであったが、それが4区
(緑区、青葉区、港北区、都筑区)に分区されたことが1つの原因かもしれないが、しかし、25年の歳月が経過しても
我々だけということは、本当にビッグバンドを生むこと、存続させることは大変なのかもしれない。

ここ最近に、バンドの生き残りを考え、リトルビッグバンド構成の演奏曲を入れて、日々の練習を行っていくことにした。
もちろん、フルビッグバンドにこだわりたいものの、そう簡単にすぐにフルメンバが揃うとも思えず、
毎回の練習でストレスばかり感じるようでは、本末転倒なので、メンバが少なくとも楽しめる方法、
そして、ライブを行える方法を模索し始めた。
今年は、リトルビッグバンドの形態で、リトルビッグバンド用にアレンジされた楽曲を織り交ぜながら、
試行錯誤を重ねて行こうと。
8月に入れば、例年、青葉音楽百景の冊子が青葉区内に配布されるが、その紙面中にはリトルビッグバンドのことは
触れていない。ライブに足を運んで下さる皆様に、フルビッグバンドではないのかとお叱りを受けないよう、
編成が小さくなっても、音楽の質は落とさないよう、努力するしかない。

横浜市内で活動する他のビッグバンドのメンバが揃っているか、最近、とても気になりだして、HPなどや、
某メンバ募集サイトで確認する限り、フルメンバが揃っているバンドはごくごく少数と言っていい。
うちなどより、はるかに伝統と歴史がある老舗有名バンドでさえ、揃っていない。
こういう状況を確認すると、バンド同士が、練習時からメンバの応援を気軽にできるよう、協力支援体制を
連合体などの形態でできないものかと、ふと思ったりもする。
しかし、バンドが違えば、楽曲の選択からしてかなり異なるので、外国に行った気分になってしまい、
これはこれで難しいのかなとも思ったりした。
しかし、せっかくの地元のJAZZ祭りに、メンバ不足によりエントリー時点からあきらめてしまう地元のバンドが
少なからず存在するという状況を、果たして企画側がどれだけ理解しているのかとも思ったりする。
さらに、その前に、ビッグバンドが低料金で練習できる公共施設がどれだけあるかという、基本的なことから大きな
課題であるが。

2019-04-06【番外編】桜
この週末は暖かな気持ち良い日になり、花見に出かけた人も多かったと思う。
さくら。日本人にとって、この花ほど印象深い花はないかもしれない。
満開の姿は見事だけれど、それでも楚々とした風情があって、あっという間に散るからか。
小学校の校門を始めてくぐった時に迎えてくれる花だからか、万葉集に人生や恋にたとえられているからか。
約2年前に、今はもう営業していない東京TUCへニッキ・パロットグループのライブを聴きに行った。
ウッドベースを演奏しながらのヴォーカルはかっこ良かったが、そのライブの中で、日本語でさくら・さくらを歌った。
これには、素直に感動した。
もう20年以上前かもしれないが、銀座スイングに前田憲男とウインドブレーカーズのライブを聴きに行った時に、
山下洋輔さんがゲスト出演し、山寺の和尚さんをソロピアノで演奏したのを聴いたことがある。
圧巻だったのを覚えている。日本の歌も、ジャズの素材となる。
ホームページ背景は、青葉区内の某お寺の裏庭的空間に咲く桜。静かな佇まいでした。
話はがらっと飛ぶが、3年待って、やっとハナミズキが複数のつぼみを付けてくれて、開花が待ち遠しい。

2019-03-09【番外編】春
たまにふらっと参加するヴォーカルジャムセッションで「Spring Can Really Hang You Up The Most」の歌を
聴いて、いいなあと思う。春の憂いを、それぞれの個性で表現しているよう。いつか自分も歌ってみたいと思う。
春、花が咲く明るいイメージだけではなく、出会いと別れがある季節だからか、憂いのような、霧の中を歩いている
ような気持ちになる人もいるのかもしれない。
そして春つながりで、「you must believe in spring」こちらは日本人アーティストの素晴らしいパフォーマンス。
不思議に3月になると、「卒業写真」を聴きたくなってしまう。おじさんの青春の歌になるのかなあ。
youtubeからひとつまみに、このヴォーカル3曲、入れてみました。
「youtubeからひとつまみ」は、ホームページの最下方の右側にひっそりとあります。
背景は谷本スポーツ公園の河津桜。満開です。

2019-02-24(SUN)美しが丘西地区センター


梅が満開になり、谷本公園道沿いの河津桜もつぼみが濃いピンク色に。
青葉区にも、もう、手の届くところに春が来ている感じです。
日本の四季はいいですね。某外国に行った時、四季がなくて一年中同じ気候なので、木に年輪ができないと
聞いたことがありました。季節の変化があってこそ木の年輪ができるのですよね。
年が明けて、活動日記を書かないと思いつつ、あっという間に2か月が経過してしまいました。
日記を書くのがこんなにも大変とは想像以上で、1か月に1回程度は掲載したいというページ冒頭の文章を
2か月に1回はに修正してしまいました。まあ、このページをチェックしている方は皆無のはずなので。
今日の練習はとても嬉しいことがありました。待望のバリサクメンバが加入頂きました。
ビッグバンドは低音があってこそ、サウンドの厚さと広がりが出ていい感じになりますね。
次回の活動日記は、今年取り組むことになった楽曲紹介を書いてみようかと思います。
次回の練習もいいことがあるといいなあ。

2018-12-2(SUN)第5回定期演奏会当日(青葉公会堂)
いよいよ定演当日。
リハーサルは、音響と照明のチェックが主です。
今回で定期演奏会は5回目ですが、実は今までハウリングが1回もなく、音響がすばらしいと感じたことは
1回もなかったのですが、今回の音響はとてもすばらしかったです。
ハウリングは1回も起きない、音もバランス良く聞こえます。
ピアノのマイクを通した音は、どうしても生音と比較すると機械的な音になってしまうのですが、
今までの中では、一番柔らかい音が出たのではないかと思います。
そして驚いたのは、調整はipadで遠隔操作可能なことでした。なので、客席を歩きながら調整してもらえるという
今の時代のテクノロジーならでは。プロはすごいですね。

この1年、メンバは全員社会人ですから、仕事が大変だったり、子育てに追われ寝不足だったりいろいろでした。
それでも、みんな音楽が大好きで、ジャズが大好きで、楽器を演奏することをやめられません。
とにかく、エキストラの人の力も借りながらも、楽しく演奏できた定期演奏会だったと思いました。

2018-11-18(SUN)美しが丘西地区センター
あっという間に、定演まで残り2回の練習となりました。
今日は、地区センターの駐車場スペースが外壁工事の部材置き場となっており、
普段の半分程度しか駐車できない状態で、ドラムセットや音響機材を搬入できるのか
とても、ひやひやしましたが何とか練習できました。
インスト曲だけを徹底的に。仕上げのための縦の線や、ダイナミクスなど、細かく意識して。
またもや写真ありません。全く余裕ありませんでした。読者の方、すみません。
駐車場の問題があり、急遽、次回練習場所を民間スタジオに変更です。
青葉区にビッグバンドが練習できる場所を、もう少し作って欲しいです。
皆さん、お時間とご興味ありましたら、是非、12月2日(日)の第5回定期演奏会へご来場下さいませ。
青葉公会堂、13時30分開場、無料です。よろしくお願いします。

2018-10-14(SUN)美しが丘西地区センター
お月見JAZZコンサートも無事に演奏でき、今日から一気に定期演奏会へラストスパートです。
この日は定演に賛助して下さるメンバも参加頂き、熱気ある練習になりました。
インスト曲だけ細かい部分も確認して、確認しながら、あれっ、そうだったかと改めて気付く部分も。
練習は裏切らない、この言葉の重みをかみしめました。
定期演奏会は、第1部は、インスト曲を中心に1年間の成果を。今年はかなりマニアックな曲を選択したかも。
第2部は、ゲストヴォーカルにむらい千晶さんをお迎えして華やかに。
インスト曲について少しづつご紹介します。(セットリストには書ききれないと思うので)
・I've Got Your Sentimental Right Here
--- この曲、アメリカの大学生達がビッグバンドらしく元気に演奏していて、かっこいいと思った曲です。
・Struttin' with Some Barbecue
--- 元々はデキシーの曲で、楽しい曲です。しかし演奏は意外に難しいのです。アレンジがいいと思います。
・Invitation
--- テーマを聴くとああと思う有名曲です。独特な雰囲気の曲をビッグバンドアレンジで、リズム泣かせの高難易度。
・Dream of the Return
--- パットメセニーのバラード曲です。美しい凝った曲です。TBフィーチャーに注目。
・The Journey of A Thousand Miles
--- いわゆるモード曲。しかも拍子が5拍子になったり6拍子になったり。
--- ジャズらしくて好きなのですが、万人受けはしないだろうなあ。
・Every Summer Night
--- これもパットメセニーのフュージョン曲。お月見JAZZコンサートで評判が良かった曲です。
--- 毎年の夏の夜と言われて、にあなたは何を想像しますか。
・Carmelo's By The Freeway
--- ボブ・フローレンスの知る人ぞ知る名曲。かっこいいけれどアンサンブルがかなり難しいです。
--- ラストのTuttiは、オープンカーで気持ちよく高速道路をドライブしているような、そんな爽やかな疾走感が
--- 出せたら楽しいだろうなあ。
・Emily
--- これもボブ・フローレンスの大曲。約12分程度になります。ピアノフィーチャーですが、ドラマチックに
展開していきます。拍子も3拍子に変化したり。色に例えたら何色に変化するかなあ。白いキャンバスに様々な絵の具
がちりばめられるような。とにかく楽譜が高かったのです。手に入れただけでも花丸かと。

第5回定期演奏会、元気に演奏いたします。是非是非、ご来場下さいませ。無料です。!

2018-09-29(SAT)2018お月見JAZZコンサート(東山田中学校コミュニティハウス)

本日は、2018お月見JAZZコンサートですが、近づく台風の影響で雨模様。
事前の天気予報で前々日には、室内での演奏を決めていました。
雨模様でもお客様が来て下さり、コミュニティハウスの研修室はそこそこ席が埋まり嬉しかったです。
ちょっとしたミニサロン的雰囲気で、楽しく演奏させて頂きました。
お菓子もいつも通り用意しました。複数テーブルのうち、一番大きいテーブルの写真を紹介します。
お客様の中には、お嬢様のお名前がむらいさんと同じ「千晶」という方もいらして下さり
終演後にむらいさんとお話をされていたのが印象的です。
東山田中学校コミュニティハウスの皆様、お世話になりました。
無事にコンサートが開催できて良かったです。
お月見の翌日は、天気予報通り、ものすごい台風。
木が倒れたり、いろいろ被害が。我が家もでした。
段々少しづつ地球がおかしくなっているのかもしれませんね。



2018-07-22(SUN)美しが丘西地区センター

本日は、歴史的酷暑の中、全メンバが揃いました。しかも、写真には写っていないですが、
練習後半は、ゲストヴォーカリストむらい千晶さんにも合流して頂きました。
当然だけれど、人数揃えば、音が厚くなって、ああ、これがビッグバンドの魅力だと暑さを忘れされてくれたりもしました。

今年のインスト曲は、マニアックな曲が多いのですが、その中でも、大曲の1曲、ボブ・フローレンスのEmily。
課題は多いけれど、取り組み甲斐があるとみんな思ってくれていると勝手に信じています。
なにせ1回通すのに約10分、ピアノフィーチャの曲です。途中で拍子も変化し、もちろん、風景も変化し、Tuttiでは、荒々しさもあったり。
写真は、集中しているピアノ安達さん。ソロに磨きがかかってきています。定演ではスポットライト当たるかも~。


【番外編】夏の風物詩

夏の風物詩として思い浮かぶのは何?と聞かれたら、皆さんは何と答えるでしょうか。
プール、花火、風鈴、すいか、かぶとむし、セミの声、朝顔、ムクゲ、百日紅(サルスベリ)の花、
お盆の迎え火、ビアガーデン、様々だと思います。
夏の音楽は?ときかれたら、ボサノバと答える人もいるかもしれませんが、山下達郎や杉山清貴と答える人
もいることでしょう。(この世代なんです)
我が家の夏の風物詩の1つは、写真のお客さん。また、今年も来てくれました。
ヤモリだから、モリちゃん、そのうちに「ももちゃん」になりました。
灰色の体で、目が少し離れ気味、あれ、誰かに似ているような。
ヤモリだから、家を守ってくれると信じている、そんな日本の文化がいいなと思います。
ちなみに、トカゲは、我が家では、かがみっちょと呼んでいます。


2018-06-17(SUN)美しが丘西地区センター

あじさいがきれいに咲いている日本の梅雨。今日は少し寒かったけれど雨は降らない休日でした。
音楽には関係ないけれど、梅雨の時期は、挿し木をして植木を増やすには絶好の季節です。
久しぶりの練習日記更新です。気が付けば4、5月の2ケ月間の間が空いてしまいました。
読者の皆様(YAJSメンバ以外には、ほとんどいない感じですが)には、大変失礼しました。
今日は父の日でした。父の人もそうでない人も、好きな音楽を満喫した日であったらと思います。
普段、あまり父親と話しをする機会がない人は、是非、話をして欲しいなあと思います。
親孝行、したいと思った時には、親はなしとは、先人の人はいいことを言ってくれています。

さて、本日は、前半はインスト曲を、後半は、ゲストヴォーカリストむらい千晶さんをお迎えして
お月見コンサート、そして、12月の定期演奏会の曲候補を早くも練習開始しました。
JAZZ以外にもユーミンの曲を演奏したり、そうそう、気が早いですが、クリスマス曲も演奏してみました。
クリスマスの色って、雪の白と、ひいらぎの緑と、トナカイの鼻またはサンタの服装の赤の3色かと
思っていたら青(ブルー)もあったのですね。
知らないメンバが圧倒的でしたが、知っているメンバもいて、老若色とりどり(こんな言葉ないかな)
もバンドの魅力の1つなんだなと改めて思いました。


2018-03-31(SAT)桂台2丁目中自治会主催・桜Fes(桂台第4公園)

桂台2丁目中自治会主催による桜フェスティバルで演奏させて頂きました。
場所は、桂台2丁目第4公園(地元では、だんだん(段々)公園と呼ばれているそう)で、桜がきれいな公園です。
自治会の方々が手作りで準備をして下さいました。
800Wの発電機、パイプ椅子、ブルーシートにはじまり、食べ物や飲み物、ゴミ袋の用意までです。
自治会としてのコミュニティのまとまりに、メンバー全員、感服しました。
親睦部長・須崎さんをはじめ、桂台2丁目中自治会の皆様には大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

YAJSは、地域密着型のバンドです。
ですから、地元の方々から演奏して欲しいと言われるのは、貴重であり、そしてとても嬉しいことです。
風が吹くと、桜の花びらがハラハラと散って、そんな風景を見ながら、演奏できたのは、異次元空間に旅行したみたいでした。
むらい千晶さんがMistyを歌っていた時に、風で桜の花びらがたくさん舞ったのは、このうえない時間でした。
地元の皆さんと、桜を見ながらジャズを楽しむことができた1日でした。
人間と同じくらい大きい大型犬も行儀よく聴いてくれていました。楽しんでくれたかなあ。


2018-03-25(SUN)都筑夢スタジオ

3月31日の桂台2丁目中自治会懇親お花見イベントに向けた直前練習でした。

この日、笑顔が素敵な2人のお力をお借りました。
まずピアノは前田さん、江田の音気楽工房で副主任講師をされている方です。
初見力もソロもさすがでした。せっかくの機会なので、リズムパートで記念の1枚です。
そして、元ヴォーカルメンバの佐藤さん、いつも無理お願いしていますけれど、
楽しそうに歌ってくれるその姿に感謝です。
Cheek To Cheekは、横浜JAZZプロで歌ってくれた懐かしさ満点でした。

この日は、都筑夢スタジオが3月末で閉館のため、このスタジオでの最終練習でした。
練習後、前田さんと佐藤さんも入って頂いて全員で記念の一枚。
思えば、震災の翌年の春、YAJSのバンド立ち上げはこのスタジオからでした。
夢スタジオ関係者の皆様、6年間お世話になりました。どうもありがとうございました。
音楽ホールが建設されるそうですが、是非、夢スタのような「練習場所」を忘れずに
併設して欲しいです。立派なホールの必要性と同じくらい、いえ、それ以上に、
ビッグバンド、吹奏楽団、オーケストラが練習できる場所がとても不足しているので。



2018-03-11(SUN)都筑夢スタジオ

東北大震災から7年目の今日、大好きな音楽を演奏できる幸せに感謝しつつ、3月31日の桂台2丁目中自治会
懇親お花見イベントに向けて、一生懸命練習しました。
今日は、当日のゲストヴォーカルとして歌って下さる、むらい千晶さんも合流して下さっての練習でした。
また、当日、助っ人として参加して下さる方も合流して下さり、熱気あふれる練習でした。
インスト曲ですが、今年始めた曲はまだまだ形になっていないので、過去に演奏した曲から何曲か選択しています。
そして、ヴォーカル曲は定演で演奏させて頂いた、むらい千晶さんのオリジナルアレンジ曲と、我々の持ち譜の中
からも美しい曲を。うっとりしました。
そしてそして、人文字も合わせて練習しました。何の曲でしょうか。当日のお楽しみです。♪

過去に演奏した曲を久しぶりに演奏してみると、ああ、指が回らなかったり、臨時記号にとまどったり、
でも、そんな瞬間も、大いに楽しんだ感じでした。
25日にもう1回練習あるので、もう少しバンドサウンドを整えて、楽しいお花見にしたいです。



【番外編】♪ 日本の名曲を埋没させたくない 猪股徳一さんの童謡楽曲集 ♪ 20180228

 先日、神保町の古本屋街をぶらぶら散策していたら、書店の店先のワゴンの中に、
「猪股徳一作曲集 第1集 津軽書房」という、いい感じで表紙が黄ばんだ楽譜集を偶然見つけました。
手に取って中を見てみると、小学生のために作曲された、ほのぼのする素敵な22曲の楽曲が掲載
されていました。
 作曲はすべて猪股徳一さん(明治37年生まれ、昭和6年武蔵野音楽学校卒、その後、小学校、中学校、
高校教師として勤務され、昭和40年弘前市立青柳小学校長を最後に退職)だが、作詞は、15人の作詞者
の手により作詞されています。
この楽曲集は、津軽書房が昭和46年10月10日に発行した本であり、残念ながらすでに廃版です。
 昭和46年といえば、私も小学生でしたが、残念ながらこの中の曲を学校で歌った記憶はありません。
もし知っていたら、楽しんで歌っていたのではないかと思います。
青森県内では知られていたかもしれないが、横浜ではあまり知られていなかったかもしれません。

 ふと、思ったのは、これらの素敵な日本の名曲を、誰が日本の芸術的財産として引き継いでいってくれる
のだろうかということでした。
 国会図書館には蔵書されているようですが、そもそも、猪股徳一さんという名前なり、何かきっかけが
なければ、なかなかたどり着かないでしょう。

 22曲の中の1曲でもいいから、皆さんに紹介したいと思い、津軽書房に思わず電話をしました。
私が一番好きな「動物園に秋がきた(作詞:中山勝善、作曲:猪股徳一)」1曲を紹介させて欲しい旨を
伝えたところ、許可を頂いたので掲載することにしました。
また、せっかくなので、表紙、目次、あとがき、著者紹介のページも掲載することにしました。

 もし、この楽曲をいい歌だと思って、小学生に紹介したり、一緒に歌ってくれたら、とても嬉しいし、
また、このページをご覧下さった方が、家族で一緒に歌ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
 楽曲集を継続的に保管していくことは大事だけれども、一番良いのは、歌い継がれていくようになれば、
日本の芸術的財産が未来永劫に保持されることは間違いないと思うからです。

 「動物園に秋がきた」は、まず、詩がとてもかわいい。メロディも、シンプルで歌いやすいと思います。
 サビからの「しろくまさんはうれしくて、ニコニコソワソワ いったりきたり、ぞうさんは、プルルンの秋
おみみで知った」の部分は、お気に入りです。

 是非、一度、楽器で演奏したり、そして歌ってもらえたら、嬉しいです。
 どなたか、歌詞を英語に訳して、世界にむけて発信してくれる方がいたらとも思ったりします。(文:飯田正樹)

_____【楽曲譜面(動物園に秋がきた)】
_____【楽曲集 表紙&目次&あとがき】


2018-02-25(SUN)美しが丘西地区センター
毎回の練習風景を報告するのは大変でして、寒いし、少しサボリました。
今年取り組む曲がある程度固まってきましたが、意外にもバラード曲で苦戦を強いられています。
参考音源でこれはと選んだ曲を、実際に演奏してみたら、いったいどこを演奏しているのか
簡単に迷子になってしまう、まるで巨大迷路のような曲でした。
もう少し時間が必要かと思いました。

さて、話題ががらっと変わって、早く春にならないかなあと思っていたら、嬉しいことがありました。
桂台2丁目中自治会の親睦部長の方から、3月31日の自治会親睦イベントお花見会での演奏機会を頂きました。
このような、地元の方からのイベント参加要請は、本当に嬉しいです。
地域密着型バンドとして、みなさんと一緒に楽しい時間を共有できたらと思います。
3月31日(土)、横浜市青葉区桂台2丁目第4公園(横浜市青葉区桂台二丁目19-1)で、演奏させて頂きます。
イベントは11:30~15:00開催、そのうち、12:00~、13:40~の2回、演奏させて頂きます。
桂台2丁目第4公園は、公園の端にずらっと、桜の木が並んでいて、なかなか素敵な公園なんです。
そして、定演にゲストヴォーカルとして出演下さった、むらい千晶さんも参加してくれます。
是非是非、ご家族で、ご友人通しで、花見を楽しみながらジャズ演奏も楽しんで下さい。

2018-01-14(SUN)美しが丘西地区センター
今年も楽しく行きましょうの号令と、12KEYの基本コード音のウォーミングアップから、2018年の練習が始まりました。
今年の新曲とりあえず8曲分の候補曲を、途中、参考音源聴いたりしながら演奏しました。
スタンダードはもちろん、デキシーっぽいのがあったり、ハービーハンコックフレバーがあったり、ボブフローレンスや
パットメセニーも、そして演奏時間12分の協奏曲みたいのがあったり、バラエティ豊かでした。
そして、譜面数も多い。1曲譜面が10枚を超えるものも。まずは、譜面を簡便に取りまわせる工夫が宿題です。
初見ということもあって、どの曲を採用するか今日時点では未定です。
2か月ほど、いろいろ試行して考える時期です。
実は8曲以外にも候補曲はあるのですが、譜面の準備が追いついていません。
みんなこれ以上はお腹いっぱいで食べられないかもしれませんが、とりあえず少し試食して、どんな美味しさなのか、
やっぱり知りたいものですね。
初見の譜面と格闘しましたので、精神的余裕全くなく、写真ありません。ごめんなさい。
今年は、素敵な出会いがありますように、そしてバンドの団結が深まりますように。
メンバ募集中のパートあります。興味ありましたら、是非、問い合わせ下さい。


2017-12-03(SUN)第4回定期コンサート(青葉公会堂)

第4回定期コンサートが無事に終了しました。
定演史上、初の200名超えのお客様にご来場頂きました。ありがとうございます。
そして、素敵な歌を歌って下さった、むらい千晶さんに感謝です。
この1年、本当にいろいろなことがあったけれど、なんとか定演を迎え、全力で演奏できました。
持っているものはすべてぶつけた、そんな感じの演奏だったかと感じます。
だからミスは次につなげればいいと、みんな納得したと思います。
最後に、どたばた片付けしながらの中の、集合写真です。


第4回定期コンサートの舞台設営が完了しました。


2017-11-26(SUN)美しが丘西地区センター
青葉区民マラソン当日、我々は定演前の最終練習に臨みました。
もちろんメンバ全員が参加での、集中した練習となり、熱気みなぎる練習室となりました。
ゲストのむらい千晶さんも合流下さり、本番想定の1部、2部、通しリハーサルでした。
この1年、いろいろなことがあったけれど、なんとか定演直前まで来れました。
JAZZ100周年の今年、思い切り、元気に演奏します。
12月3日(日)青葉公会堂、13:30開場、14:00開演、入場無料です。
休憩15分入れると約2時間程度になります。
1部は、ジョーヘンダーソンがいたり、ディジーがいたり、マイルスがいたり、クリフォードがいたりします。
2部では、むらい千晶さんの歌が聴けます。
むらい千晶さんの歌、ムーディで、ああ、ズージャ(JAZZを反対に読むとこうです)はいいなあと
きっと感じて頂けると思います。年配の皆様も、ああ懐かしいなあと思える曲もあります。
ご家族、お友達、お誘いのうえ、どうぞお気軽にお越しくださいませ。
すいません、目一杯、集中していたので、とても写真撮影する暇ありませんでした。
文章だけでご容赦を。

2017-11-19(SUN)都筑夢スタジオ

定演まで、残り2回の練習です。
今日は、徹底的にインスト曲を練習しました。みんなの集中力が違いました。
脳ある鷹は爪隠す、あれっ、個人練してきたね~と思われる音も。
練習できる時間は限られているけれど、その分、集中して練習して、定演では来て下さった皆さんと
楽しい時間を共有したいですね。

都筑夢スタジオ、3月で閉館です。
跡地には、都筑区の商業施設が開発され、その中に、区民ホールができる計画とか。
夢スタジオのように、我々のようなビッグバンドが練習できる場所ができて欲しいと切に願います。
3月まで、あと何回練習できるか、予約が簡単に取れないので、もしかしたら1回くらいかも。
休憩時間に、スタジオを撮影してみました。


2017-11-04(SAT)美しが丘西地区センター

3連休のど真ん中の休日。道路の渋滞を横目に、定演まで残り3回の練習に集中します。
東京オリンピックまで残り1,000日を切りましたが、我々は定演まで1か月を切りました。
今日は、ゲストヴォーカリストのむらい千晶さんが合流して下さいました。
むらい千晶さんのヴォーカル曲、候補曲全曲を練習しました。
むらいさんの歌、ムーディで素敵です。やっぱり、ノリが違うなあと勉強になります。
定演までの残りの練習時間を大切にしつつ、定演は楽しみたいと思いながら家路につきました。


2017-10-22(SUN)美しが丘西地区センター
大型台風接近および選挙の日にもかかわらず、練習でした。
ほとんどのメンバが期日前投票か午前中に投票を済ませて参加しました。
今日から、12月3日の定演に向けて集中です。
お月見JAZZコンサート本番に乗せることができなかったインスト曲と、
そして、定演にゲスト出演して下さる、むらい千晶さんのVocal曲をバンドとして練習しました。
むらい千晶さんのVocal曲は、どこか不思議な懐かしい感じもありました。
活動日記を読んで下さる皆さんに少しだけ先行してお知らせしますね。
Goody,Goody や、Dream A Little Dream Of Meです。いい感じなんです。
合流練習が待ち遠しいです。
定演までいよいよ、残り3回の練習となりました。今年1年の集大成、頑張ります。
今日は写真がありません。ごめんなさい。

2017-09-30(SUN)東山田中学校コミュニティハウス

2017お月見JAZZコンサート本番、とてもとても楽しい演奏会になりました。
昨年より多い、約110名(セットリスト配布数から)のお客様に来て頂きました。
本当にありがとうございます。
音響も照明もいい感じで、ステージがセットできました。
ステージ横には、お月見らしく、大きなススキの花瓶もセットされました。
いろいろサポートして下さった東山田中学校コミュニティハウスの皆さん、どうもありがとうございました。

河原厚子さんが歌うと、自然に我々も気持ち良くスイング、お客様もスイング、
そして、かわいい女の子3名も、河原さんと一緒にノリノリで踊ってくれました。
ゴメンネ、名前を憶えていなくて。
河原さん、トークもとても楽しいんです。おもわず爆笑シーンも。

そして終演後に、毎年来ていますよと声をかけてくださった、荏田の福祉施設のおばあちゃん
どうもありがとうございます。!楽しかったと言って頂いて、嬉しかったです。
L.B.Z.Jazz Chorusの皆さん、ノリノリで聴いて下さり、どうもありがとうございました。

昨年年末の定演以来の久々のライブで、難曲はミスもあったけれど、メンバ一同、充実感に浸った1日でした。
地域密着型にこだわってやってきたのは、間違っていなかったと思えました。
また、来年も、こんな感じで皆さんと楽しめたらいいなあと思いました。
写真は、追々、追加予定です。
【第1部演奏模様(Youtube動画)はこちら】


2017-09-24(SUN)東山田中学校コミュニティハウス

土曜日30日のお月見JAZZコンサートに向けて、最終練習でした。
追い込みました。
練習は決して裏切らない。大好きな言葉です。
今年は、河原厚子さんが出演して下さるので、きれいになった真ん中のステージを使うことになりました。
お月見JAZZコンサートは、無料です。予約も必要ありません。
河原さんの秘蔵のビッグバンドヴォーカル曲も聴けます。!
是非是非、お気軽にお越しください。お待ちしております。


2017-09-16(SAT)美しが丘西地区センター

今日はめずらしく土曜日練習でした。
道路の渋滞はすごかったですが、台風を避けて練習ができて良かったです。
お月見JAZZコンサートまであと2回の練習となり、追い込みです。

今日は、無理な依頼にも係わらず、元Vocalメンバの佐藤さんが
河原厚子さんのKEYで歌ってくれました。
佐藤さん、どうもありがとうございます。!
おかげでイメージが作れ、バンドのサウンドが多少なりとも、
まとまってきた感があります。



練習後に、謎の4人で記念撮影しました。

お月見JAZZコンサートは9月30日(土)です。
この活動日記を読んで下さっている皆様、是非お気軽にお越し下さい。
お茶菓子をご用意してお待ちしております。



2017-08-27(SUN)都筑夢スタジオ

お月見JAZZコンサートのゲストヴォーカルですが、河原厚子さんが歌って下さいます。
我々のようなアマチュアバンドに共演頂けることになり、感謝です。
今日は河原さんオリジナルアレンジ曲をバンドだけで練習してみました。
河原さんのBut Beautifulいいだろうなあ、想像しました。
そうそう、東山田中学校コミュニティハウスの方がこんなちらしを作成してくれました。
お月見JAZZコンサートは無料です。是非、お気軽にお越しくださいませ。

ちらしはこちら
2017-08-20(SUN)都筑夢スタジオ

嬉しいことがありました。
待望のテナーサックス奏者が決まりました。
J石井さんです。どうぞ末永くよろしくお願いします。♪

それから、2017青葉音楽百景のパンフレット冊子が完成したので、全員に配布されました。
私達の12/3(日)定期演奏会はもちろん、器楽部会の仲間団体が出演する
11/12(日)青葉区民音楽祭にも是非お出かけ下さい。
今年の音楽祭は、CD交換会や音楽川柳大会など、ロビーでのイベントにも注目です。

今日は9/30(土)お月見JAZZコンサートを見据えて、インスト曲の特訓メニューはRecoda Me でした。
かっこいいけれど、難しい。この曲もリズムパートには多大な負担をかけています。
気合いだ、気合だ、で完成度を磨いています。
お月見コンサートには素敵なヴォーカルゲストもお迎えします。是非、お気軽にお越しくださいませ。
ゲスト情報は次回以降に書きます。お楽しみに。♪

今年の横濱ジャズプロムナードは出場できませんが、また、来年以降トライします。
地元開催のジャズフェスには、とても思い入れがあります。
そして、ビッグバンド全会場に出場するのも夢なのです。


2017-07-30(SUN)美しが丘西地区センター

今日は、写真がありません。ごめんなさい。
多くのメンバが午前中に横浜市長選挙の投票をすませ、午後の練習にきました。
今日は、特にMantecaを特訓しました。16分音符の4拍目がカギです。
遅いテンポから速いテンポまで。これだけ練習すると、なぜか、気持ちがすっきりしました。
きっと、夢に出てくるでしょう。Mantecaのリズムが。グンナイ。


2017-07-02(SUN)都筑夢スタジオ

昨年はDecoupageという曲で5拍子にチャレンジしましたが、今年は3拍子にチャレンジしています。
インスト曲の難関の1つ、"So What" を頑張って練習中です。
John La Barbera は、この偉大な楽曲を3拍子にして、しかも途中4拍子にリズムチェンジさせるとは恐るべし。
しかし、取り組み甲斐があります。参考音源を軽く百回は聴きました。
ここ最近、やっと見えてきた感があります。リズムパートを代表して、ドラマーの太田さん、お疲れ様です。
Miles Davisは、モード音楽を、どうやって発想したのでしょうか。? かっこ良すぎますね。
アルバム「KIND OF BLUE」は、今も順調に売れ続けているアルバムだそうで、納得ですね。
寝る前に「blue green」を聴くと、心休まるのは私だけではないはず。


そうそう、これも忘れてはいけません。
YAJS恒例の、おみやげの床中央置き。
今回は、秦さんの海外おみやげでした。赤いグミみたいな棒のお菓子が人気でした。
御馳走様でした。
さて、都筑夢スタジオ、来年の3月で閉館だそうです。いよいよ都筑区に区民文化ホールが着工されるようで。
将来的には良い話だと思うのですが、我々の練習場所がまた1つなくなってしまい、対応を考えないとなりません。
レポート文:(い)